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イベントレポート
2024.05.08
伝統と革新をかけ合わせ、未来の建設業の姿を描くー民間企業初、京都「南座」で開催した社員総会【SAWAMURA AWARD 2024】

SAWAMURAでは年に2回、全メンバーが集まる社員総会を開催しています。その内、3月末に開催されるのがSAWAMURA AWARD。新たに仲間として加わった新入社員を歓迎する入社式と、メンバーのこれまでの功績を讃える表彰式が一体となった一大イベントです。

そして今回の会場はなんと…京都「南座」

みなさまご存知の通り、日本最古の歴史を持つ劇場です。

これまでも企業が公演などのために貸し切ることはあったそうですが、社内のイベントのための貸切は400年の歴史で初とのこと。コロナ禍を経て歌舞伎の公演日数が減ってしまった南座にとっても今回は新しい挑戦とのことで、会場利用についてもご快諾いただくことができました。

この記事では、SAWAMURAの組織文化を育む入社式&AWARDをこの「檜舞台」で開催するにあたり、運営チームがどのような思いで臨んだのか?当日はどんな様子だったのか?をご紹介いたします!

記事の終わりに、ちょっぴり裏側も公開しますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

この記事を書いた人

和田山さん (コミュニケーションディレクター/中小企業診断士)
広告制作会社のディレクターを経て、2019年SAWAMURAに入社しブランド推進室の立ち上げ、デザイン経営の基盤づくりに携わる。インナーブランディングに重点を置いたコミュニケーション設計や、クリエイティブディレクションやワークショップ企画、ファシリテーションなどのスキルを活かした社内外の課題解決をミッションとし、領域を横断した取り組みと情報発信を行う。

 

建設業が変わらなければいけない今だからこそ。南座開催に掛けた思い

SAWAMURAでは9月末と3月末に社員総会を開催しています。企画・運営はSAWAMURAのブランド価値向上と組織文化醸成をミッションとするブランド推進室を中心に、各回ごとに社内のさまざまなメンバーや外部の方々と連携して準備を進めます。イベント会社や代理店は介さずに、すべての企画・ディレクションの統括を社内で行うのが特色です。

今回のSAWAMURA AWARDは、ご縁があり「南座」が候補地となったことがすべての始まり。「本当にこんな格式のある場所で開催して良いのだろうか…」「せっかくの会場の価値を活かした企画ができるだろうか…」と悩みましたが、リブランディングから5年が経ち、さらなる成長のためにも、また建設業全体としても変革が求められる今だからこそ、この場所で開催する意義があるはずと決断しました。

これだけの会場で開催することは、地方企業だから、中小企業だからという思い込みの壁を超え、それだけのポテンシャルを持っている企業なんだ、と何より社員が実感できる機会になると考えました。

 

建設業に希望を感じてもらうためのコンセプト

会全体のコンセプトとなった「伝統と革新」という言葉は、南座が候補となった時には自然と運営チームの間で共有されていました。「かぶき」とは本来、常識の型にはまらない、並外れたもの。400年を超える伝統芸能であっても、その根底には革新の気風が息づいています。その姿勢こそ、まさにこれからの私たちにとって必要なものだという直感がありました。

伝統と革新を体現できる社員総会とは?

この問いに向き合いながら、「かぶく」をテーマに外部デザイナー田原さんに作り上げていただいたメインビジュアルがこちら!

「KABUKU」というローマ字をモチーフにした、大胆なデザインに仕上がりました。どうしてSAWAMURAが南座を選んだのかということからお伝えし、「伝統と革新」を見事にビジュアルに落とし込んでいただきました!

ちなみに、当時田原さんはオランダ在住。日本ーオランダ間でやり取りを重ね、パンフレットや表彰状などの各種ツールも形にしていきました。

日本伝統の「大切なものを包んで渡す」というひと手間を加えたパンフレット一式。

内側には「南座を愉しむ」と題して建築的な見どころや、歌舞伎にちなんだ新入社員の「顔見世」的な紹介など、遊び心も盛り込みました。

それでは、ここからは当日の様子をご覧ください!

 

南座で、伝統と革新を「体験」する。オープニングを飾った青柳美扇氏によるVR書道パフォーマンス

2024年3月29日。南座。「チョン、チョン……」という拍子木の音とともに、三色縦縞のデザインでお馴染みの定式幕が開き、舞台上でVRゴーグルをかけた着物の人物が踊り始めます。背景には仮想空間でリアルタイムに書かれていく文字。伝統と最新技術を組み合わせたVR書道を得意とする書道家、青柳美扇氏の華々しいパフォーマンスで、SAWAMURA AWARD 2024は文字通り「幕を開け」ました。

仮想空間に立体的に描いていただいた文字は「共創」。これからの革新を成し遂げるために、最も必要となるものです。

 

入社初日に「檜舞台」!? 新入社員が目指す姿を「書」に込めて自己紹介

全体司会を担当いただくフリーアナウンサーの植村なおみさんの晴れやかな声を合図に、入社式からプログラムが始まります。

過去最多となる新入社員12名は、舞台袖から現れるのかと思いきや、なんと舞台中央からせり上がって登場!予想外の演出に一気に会場が盛り上がります。

今年の入社式では、「どんな社会人へと成長していきたいか」という思いを一文字の書に込め、一人ひとりが決意表明を行いました。

選んだ文字にも、また書きぶりにも個性が出ます。

「はっと目を引く【華】のような人間になりたい」「人として深みのある【味】のある社会人になりたい」など、文字から連想しやすい印象的な自己紹介は、過去最多となった新入社員を覚えるきっかけにもなったと好評でした。

花道を通って退場する新入社員一同

 

SAWAMURAのパーパスを発表!過去を踏まえ、未来を見据え、いまやるべきことに向き合う経営方針発表

続いては代表の澤村によるプレゼンです。

南座に合わせて和装で登場の代表

「まだ見ぬ価値を生み出す『かぶき』の精神で成長を」と題して、70年を超えるSAWAMURAの歴史を振り返りながら、これから目指していきたい将来像を語りました。

特に、リーマンショックの只中に25歳で社長を継いだ際のリアルな苦労話や、売上横ばいのままもがいた10年の中でリブランディングのきっかけが生まれた話は、社長自身の「ナラティブ」(主観的な語り)として印象に残ったのではと思います。

ここで、リブランディング時に策定したミッションとビジョンに加え、新たにSAWAMURAの「パーパス」が発表されました。

パーパスとは、企業がどんな社会を実現したいかを表現したもの。SAWAMURAのミッション「きっかけを創造する」に対して、きっかけを創造し続けた先に、社会をどう変えたいのか。これまでも澤村の口からたびたび語られてきた未来像を、今回初めて明確に言語化して発表しました。

ゆたかな働き方・暮らし方ができる社会のため、まずは自社がそのロールモデルとなることで可能性を示します

 

歴史を支えた立役者に感謝を。30年勤続表彰

第一部を締めくくるのは、勤続表彰。30年以上SAWAMURAを支え続けてきてくださった4名が舞台へ上がり、これまでを振り返りながら思い思いの言葉を紡がれました。

入社した時から30年がんばろうと決めていた、と語られた廣部さんの言葉は特に印象的でした。「これからは会社に恩返しをしていきたい」というストイックすぎる表明には正直びっくりしましたが、まだ勤続数年の私たちには想像もつかない、人生と織り重なった社歴の厚みを感じさせるものでした。

SAWAMURAの伝統を長年にわたり紡いでくださった方々の先に、いま私たちが居ることを誇らしく思える時間となりました。

 

第二部AWARD開幕。SAWAMURAブランドを体現するメンバーを讃え合う

いよいよ、前期に活躍したメンバーを讃える表彰式「AWARD」です。各部署のリーダー・マネージャーによる推薦から、経営陣による議論を経て決定された受賞者が発表されました。表彰は「バリュー部門」「ブランドコンセプト部門」に分かれ、受賞者にはトロフィーが、ブランドコンセプト部門では推薦を受けたノミネート者にも賞状が贈られました。

各受賞者やノミネート者へは、それぞれの推薦者からコメントが贈られます。冒頭、バリュー部門でルーキー賞を獲得した廣田さんに上司の河田さんが語りかけようとすると、早々に涙が…。入社時から見守ってきた部下のがんばりが認められたことに、胸がいっぱいになってしまったそうです。

バリュー部門では他にも、スピードスター賞、ビルドアップ賞、アシスト賞が発表されました。アシスト賞を受賞した福西さんは、育休中にもかかわらずAWARDに駆けつけてくれました!

ブランドコンセプト賞はSAWAMURAブランドの6つのコンセプトに合わせて設定されています。ここからはノミネート者も舞台に上がり、一人ひとりに推薦者からコメントが寄せられました。

感じたのは、本当にSAWAMURAでは多種多様な現場で一人ひとりが役割を果たし、あるいは枠を飛び越えて活躍しているのだということ。時として本人コメントより熱くなる推薦者の言葉に、普段は関わりの少ないメンバーでも共感が集まり、会場全体が静かな一体感に包まれるような体験でした。

先輩たちがスポットライトを浴びた「檜舞台」に、今年の新入社員も次は受賞者として戻ってきてくれることを願っています。

 

運営の裏側を少しだけお見せします!

社長の和装は、古さと新しさを融合し「わざわざ、きものを着る」という非日常を提案する和装ブランドY.&SONS(ワイアンドサンズ)さんに仕立てていただきました!

花道のせりは「すっぽん」と呼ぶそう。社長の登場時の演出もしっかりリハーサルしました。

PC操作は3階客席に設置した操作卓から。全体を見渡せる特等席でもありました。

音響や照明など、南座スタッフの方々にもたいへんお世話になりました。技術さんたちのプロフェッショナルな姿勢に信頼してお任せできました!無事に終了した後には、スタッフの方々からも「普通はイベント会社に任せる規模ですよ…!」とブランド推進室の健闘を称えていただきました(笑)。

 

開催後のアンケートでは約90%の満足度!「一生に一度の機会だった」「参加できて本当に良かった」「今回でハードルが上がりすぎてしまったのでは?」などたくさんの声が集まりました。

 

SAWAMURAでは、お客さまに価値を届ける企業ブランドづくりの根幹として「組織文化の醸成」「インナーブランディング」に最も力を入れています。地方の中小建設業からでも、世の中をより良くできる、そう信じられる会社を、みんなで作っていきたいと思っています。

 

この記事を読んでもし私たちに興味を持ってくださった方がいれば、ぜひ新卒/キャリア採用の情報もご覧ください!

 

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Text:ブランド推進室 和田山/Edit:SAWAMURA PRESS編集部

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