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ブランディング
イベントレポート
2026.07.24
創業75年、変革期に「原点」を見つめ直す一日。SAWAMURA AWARD 2026 開催レポート

SAWAMURAは2025年に創業75年を迎え、同時に、入社5年以内の社員が半数を超える急成長の真っ只中。いま一度、私たちはどこから来て、どこへ向かうのかを見つめ直したい――。

京都・南座で開催した「SAWAMURA AWARD 2026」はコンセプトを「原点」とし、創業者の思いを確認するところから幕を開けました。
勤続50年の大先輩から、今年入社した新入社員までが同じ舞台に集った一日を、企画メンバーの視点から振り返ります。

創業75年、変革期に「原点」を見つめ直す

SAWAMURAは、2019年のリブランディング以降、社員数も売上も急激に増加し、企業としてのフェーズが変わるタイミングにあります。成長のただ中にある変革期だからこそ、いま一度原点を見つめ直したい――今回のSAWAMURA AWARDのコンセプトは、そうした企画メンバーの思いから 「原点」 に決定しました。

今回のAWARDは、創業75年という節目にも重なります。
「原点」というコンセプトに合わせて、当日は創業者のムービーからスタートする構成としました。

このムービーには、実は1年がかりの下地があります。この1年、社内では創業者 澤村寅男の素顔に迫るリサーチを続けてきたのです。当時を知るベテラン社員や、当時から一緒に仕事をしてくださっている業者の方にもお話を伺い、創業者がどんな人となりだったのか、何を考えていて、どんな言葉を残していたのか、少しずつ収集してきました。この日のオープニングを飾ったムービーは、その調査の内容をまとめたものです。

創業者の寅男さんは設計士。単なる歴史ではなく、今に繋がる思いを受け取るムービーでした。

オープニングは社員にも大好評。当日たくさんお越しいただいたゲストの方々からも、会社のイベントの始まり方としてとても良い、原点を大切にする姿勢を感じた、という感想をいただきました。

勤続50年の先輩と新入社員が、南座の檜舞台に立つ

オープニング後、ここで例年なら入社式となるのですが、今回は「原点」というコンセプトのもと、会社の来し方を支えてきてくださった感謝を込めて、勤続50年の表彰からスタートとなりました。今年は勤続50年の節目を迎える方がなんと2名いらっしゃったこともあり、創業者ムービーに続いて、どうしてもおふたりに主役として登場してほしい!という思いから登壇のお願いをさせていただきました。

檜舞台に上がってくださったのは、50年前から土木一筋で、2022年まで常務取締役も務められた藤原さん。現在は後進の育成に携わられています。南座の舞台の上から、ご自身のこれまでを振り返りながらスピーチをしていただきました。

土木一筋、勤続50年の藤原さん

中でも創業者との思い出として、「働くとは何か」という問いについてのお話が印象的でした。「働くとは、単に生活の糧を得る手段ではなく、人としてのあり方を磨き、周りの人を思い、社会に貢献することなのだと教えていただきました」まさに半世紀にわたる仕事人生の原点を感じるお話でした。

もうおひとかた、社長のお母様で長年当社の経理を支えてこられた茂美さんは、当日どうしても出席が難しいということで、代わりにお手紙をいただき、それを読み上げるかたちでご紹介させていただきました。

丁寧な手書きで頂いたお手紙には、創業者の父だけでなく、2代目寛さんとの思い出も。

続く入社式では、本日付で入社した7名の新入社員が登場。南座の舞台のセリ(床の昇降装置)を使って、新入社員たちが客席の視線の下から舞台上に登場するという大胆な演出になりました。

新入社員たちが発表してくれたのは、それぞれの「原点となる言葉」。直前まで自分たちで練習を重ねてくれていたようで、初めての大舞台とは思えないほど堂々とした振る舞いでした。企画運営の側にいた私たちも、その姿には驚かされ、本当に感動しました。 

入社50年と、入社1日目。まさに会社のこれまでとこれからを表す、今のSAWAMURAにぴったりの第一部となりました。

 

社長と部長が語り合う「原点と今」――初のトークセッション

第二部の冒頭では、これまでのSAWAMURA AWARDにはなかった新しい試みとして、経営層によるトークセッションを行いました。これまでのように社長や部長が個別のスピーチを行うかたちではなく、作り込まれた発表ではない、生の声を聞いてもらいたい、という企画です。

トークテーマは「人と企業の調和のある成長」

これは創業者が定めた当社の経営理念にもある言葉で、現在の幸一郎社長が話されている、規模だけ大きくなる「膨張」ではなく企業としてできることを増やせる「成長」を目指したい、というビジョンとも重なります。

社長と、3名の取締役部長に登壇いただき、それぞれの「原点」と「今」を比較しながら、ご自身の個人的な体験も語っていただきました。ファシリテーションは、企画運営メンバーとして関わってきた私、和田山(コーポレート統括部 ひとづくり・カルチャー推進課)が担当しました。

当社の部長は全員が現場監督出身。若手の頃のリアルなエピソードに、マネジメントに取り組み始めた頃の迷いや、仕事をする上での考え方。普段なかなか深くはお話できない役員の方々の、等身大の姿を身近に感じられた時間となりました。

第二部の後半では、勤続30年表彰の場も設けました。今年は勤続30年になる方もなんと5名!取締役部長の2名もいらっしゃり、まさにこれまでとこれから、両方を担っていただく大ベテランのみなさんからも、それぞれメッセージをいただきました。

上司が舞台上の部下へ思いを届ける表彰式

そして第三部。いよいよ SAWAMURA AWARD の顔とも言える、社内表彰式です。

SAWAMURA AWARD の表彰式の一番の特徴は、推薦者である上司が、舞台上のノミネート者・受賞者に向けてメッセージを贈るところにあります。客席から立ち上がり、舞台上のメンバーに向けて思いのこもった言葉を直接届けるシーンは、まさにこの日のハイライト。普段は知ることのできない、ノミネート者・受賞者の貢献を上司の思いを通して知る機会でもあります。

「◯◯さんはこんなにすごいんだ」「◯◯さんにはいつも感謝している」――そんな言葉が客席から舞台へ届けられていく時間。ある意味、推し社員を全社に向けてアピールする場でもあります。思わず涙がこぼれる場面もありました。

普段の業務の中で、こんな風に改まって思いを伝える機会はなかなかありませんよね。だからこそ、上司が舞台を見上げながら思いを届けるこの時間は、僕個人としても、SAWAMURA AWARD のいちばん好きなところです。

自社運営で取り組んだ3度目の南座、そして未来へ

SAWAMURA AWARD 自体は、SAWAMURAがリブランディングを行った翌年の2020年から続いてきた社員総会で、京都・南座に会場を移してからは今年で3回目を数えます。昨年は外部の舞台監督にご協力いただいて演出を組み立てましたが、今年はふたたび完全に自社運営で臨むかたちとなりました。南座のスタッフのみなさんに多大なご協力をいただきながら、ブランドコミュニケーショングループのメンバーを中心とした体制で、企画から当日運営まで進めていきました。

総監督も、これまで務めてきたコーポレート統括部・次長の河本さんから、企画広報課の川嵜さんへと引き継がれました。企画・準備の段階から当日の受付や進行に至るまで、本当に一人ひとりが存分に役割を果たしてくれたと感じています。

100ページを超える台本を書き上げ当日を取り仕切った総監督

社員アンケートの満足度は今年も高く、加えて今年は例年以上に多くのゲストの方々にもお越しいただきました。SAWAMURAの文化を象徴するイベントとしてこの場を見ていただけたことは、企画側としてもとても嬉しく思っています。

次回以降、SAWAMURA AWARDは開催のかたちを大きく変えていく予定です。会社のフェーズが変わっていく中で、社員総会もその時々に応じたより効果的な形を模索していきたい。詳しくは、また改めてSAWAMURA PRESSでご紹介できればと思っています。

創業から次の世代へ、支えてきてくださった方々から、これから未来をつくる新入社員たちへ。それぞれの「原点」が同じ舞台の上で重なった一日でした。

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