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食品工場で起こり得る危害要因=ハザードをまとめよう

最終更新日:2019年08月28日

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工場の中でも食品を製造する食品工場にはたくさんの危害要因が潜んでいます。
ここでは食品工場に潜む危害要因=ハザードについてまとめてみましょう。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

危害要因とは?

危害要因とは健康に悪影響を及ぼす原因となる可能性が発生するポイントのことです。
食品工場では、口に食べるものを製造しているのですから、自社製品が健康に害を及ぼしたり、命に係わるような不具合があったりすると大変です。

そのようなことが起こらないようにするため、その可能性が発生しうるポイント、どんな種類があるのか?などをしっかりと把握しておく必要があるでしょう。

6つの危害要因とは?

食品工場に潜む危害要因=ハザードは全部で6つになります。
それぞれまとめてみましょう。

・生物的危害

生物的危害には細菌、カビ、、ウイルスなどの微生物が引き起こす危害を表します。
下痢、嘔吐など食中毒の健康被害が起こる可能性が増えるでしょう。
生物的危害を管理するためには、温度管理、湿度管理、加工時間の管理、清掃のチェックなどが重要です。

・ペスト菌危害

ペストとは有害生物全般を指しています。
つまり、ハエ、ねずみ、ゴキブリなどの害虫、害獣が運んでくる菌が原因で、食品に不具合が生じる危害要因です。
害虫、害獣の危険のない工場を作ることが重要です。

・日付表示ミス

賞味期限、消費期限の表示ミスによる危害要因です。
日付表示を間違えてしまうと、消費者の健康に被害が出る可能性は十分にあります。
この日付表示ミスによって正常に製造した製品も回収しなければならなくなることもあるでしょう。

・アレルギー表記ミス

アレルギー表記を間違えてしまうと、その食品にアレルギー体質を持っている人が間違って食べてしまう可能性があります。
そうなるとアナフィラキシーショックなどを起こして最悪の場合、死につながる恐れもあるのです。

・物理的危害

異物混入などは物理的危害に分類されます。
プラスチック、金属の破片、ガラスなどが食品中に混入してしまうと、非常に危険です。

・化学的危害

異物混入の一部とも言えますが、誤って食品ではない薬品、洗剤、農薬などが混入してしまった場合、化学的危害に分類されます。
現在のチェックを徹底する、工場内での化学薬品の保管場所、使用量などを厳重に管理するなどが必要となるでしょう。

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