最終更新日:2019年11月14日
「生産性を向上するには？」このような疑問を抱える方は、近年増えています。特に、チームをまとめる役の方や、責任ある立場にある方は生産性についての悩みが尽きないものです。
しかし、具体的に「どうすれば生産性が向上するのか」はあまり知られていません。
そこで、今回は生産性を向上する方法や業務効率化との違いなどについてご紹介します。
この記事の監修者
株式会社澤村(SAWAMURA)
山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。
業務効率化とはどう違うのか
生産性の向上と同じイメージのある「業務効率化」。意外にもこれらは根本的な部分から異なります。
生産性とは、インプットに対してアウトプットが大きければ大きいほど「生産性が高い」といえるのです。
業務効率化の場合は、時間や費用などのコストを下げつつアウトプットの大きさをキープすることを意味します。
とはいえ、それぞれが全く別の要素というわけではなく、「生産性を高めるために、業務効率化を図る」という考え方ができるのです。
生産性を向上する方法
生産性を向上するには、大きく4つの方法があります。
タスクや今後の段取りなどを書き出す
まずは、タスクや今後の段取りなどを紙に書き出してみましょう。
頭の中でそれぞれの内容を把握していても、紙に書き出すことで別の見え方ができます。「無駄な作業」「時間を費やしている工程」「省ける工程」など、明確になるのです。
ある程度自分で理解していても、一度紙に書き出してみることをおすすめします。
オンラインやITサービスを活用する
オンラインやサービスやITサービスは積極的に活用しましょう。
最近は、ビジネスをサポートしてくれるような様々なオンラインサービス、ITサービスが展開されています。
生産性の向上につながるものが多いため、積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。
助成金や補助金を活用する
国の助成金や補助金はなるべく活用することをおすすめします。
一見、生産性の向上とは無関係に見えますが、「便利なツールを導入するための費用を負担してもらえる」などのような魅力的な補助金・助成金があります。
人材に関する補助金・助成金制度も設けられていますので、ぜひリサーチしてみてください。
会議に時間を費やしすぎない
仕事において重要なポイントである「会議」ですが、なるべく時間を短縮することが大切です。
長時間の会議が必ずしも有益な時間になるとは限りません。場合によっては、時間を無駄にしてしまうような無益な会議になることも考えられます。
「本当に会議をすべきか」「会議を行うなら何分を目安にするか」などをしっかりと確認しておきましょう。
おわりに
生産性を向上することで、仕事が円滑になり、より良いチームワークにもつながるものです。
まずは、本ページでご紹介した内容を参考にしながら、自社にあった「生産性の向上の方法」を実践してみてはいかがでしょうか。
