最終更新日:2024年02月14日
この記事の監修者
株式会社澤村(SAWAMURA)
山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。
工場見学における工場側の目的1 自社製品を宣伝できる
工場見学をおこなう会社側のメリットで最も大きいのは、自社商品の宣伝をお客様に直接できるということです。
インターネットやSNSの普及により多彩な広告を出せる今の時代は、宣伝手法についても多様化しています。
しかしお客様と直接関わる中で「何を知りたがっているのか？」や「何が不安なのか？」といったポイントも把握できる工場見学は、今現在おこなわれている宣伝の方法や内容を見直す上でもより良い判断材料になると言えそうです。
工場見学における工場側の目的2 モチベーションの向上
自分の会社の商品に直接触れる、食べるといったことをしてもらえる工場見学は、その中で働く従業員のモチベーションも高められると言われています。
例えば、夏休みに訪れたたくさんの子どもたちに「美味しい！」と試食を食べてもらえば、普段の仕事の中では見えないお客様の笑顔もイメージしやすくなると言えそうです。
また商品の開発などをおこなう部署のスタッフにおいては、「もっと美味しい商品を考案しよう」という意欲もわきやすくなります。
工場見学における見学者側の目的1 商品により詳しくなれる
職人の手仕事や生産ラインを実際に見せる工場見学には、製品に入った原材料や製造ラインを具体的にイメージできるという見学者側のメリットもあります。
特にアレルギーなどを抱えた子供になるべく安全な食べ物を与えたいと考えている親御さんの場合は、工場見学で細かな説明を聞くことで、「この会社の商品なら大丈夫そうかも？」といった気持ちになる傾向があるようです。
また工場という普段は入ることのできない施設内を見学すると、子供にとっては商品だけで「工場は何をするところなのか？」といった社会見学的な知識の習得もしやすくなるようです。
工場見学における見学者側の目的2 試食やお土産
工場見学の最後に配布される試食やお土産は、こうした施設に訪れるお客様の大きな楽しみとなります。
特に数十分続く工場見学に飽きてしまいがちな子供の場合、最後に美味しいお菓子などをもらうことで、「またここに来たい！」というポジティブな気持ちが生まれます。
また調味料などを製造する工場では、持ち帰ったお土産を使って自宅で料理をしてもらうことにより、工場見学に来れなかったお爺ちゃんやお婆ちゃんなどにも自社製品の美味しさや素晴らしさを知ってもらえる機会となるようです。
