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工場の品質管理で大切な錆対策

最終更新日:2019年08月28日

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工場で起こる異物混入対策とも関連深いのが「錆」です。
ここでは後方の品質管理で重要となる「錆対策」についてまとめてみましょう。

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SAWAMURAは設計、工事、内装、外構、不動産、土木など様々な部門を持つ総合建設会社です。各部門のスタッフが、お客様のご要望に対して設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

金属異物混入の中で錆が占める割合は高い

金属異物の中で最も多いのは鉄で、そのほとんどを錆が占めています。
食品製造工場においては、製造機器のねじ、パーツなどが錆によって脆くなって、食品の中に混入してしまうというトラブルが多いです。

また機械の塗装に傷がついてしまったところに錆が発生して、錆によって浮いた塗料が浮き錆となり剥がれて落下してしまう…ということもあります。
工場の品質管理、衛生管理を行う立場の中でも錆は天敵と言えるでしょう。

さびにくい環境を作ろう

錆対策としてさびにくい環境を作ってあげること、さびやすい箇所をしっかりと認識しておくことがあります。

潮風に当たると金属はさびやすいという言葉を聞いたことはありませんか?
塩分や水分が多くある環境においては、金属はさびやすくなる性質があるので、特に屋外では注意が必要になります。

さびるということは、金属が酸素と反応している状態であり、塩分と水分を遮断しても金属と空気が触れているとゆっくりと酸化が起こり錆やすくなります。
機械に使われている金属は、塗装やメッキなどで表面がさびにくいように加工してありますが、表面が傷つきその加工部分がはがれてしまうと、さびやすくなるでしょう。

さびないようにするために、湿度管理をする、掃除を徹底しましょう。
積もった埃は空気中で湿気を吸収して含むので、さびやすくなってしまいます。

さびやすいものの持込を制限しよう

さびやすいもの、異物になりやすいものは工場や倉庫にはなるべく入れないようにしましょう。
破損しにくい、異物になりにくい器具、アイテムを使用すれば異物混入予防になりますし、錆対策になりますよ。

また日常的にさびている箇所がないかどうか?はチェックしておくことも重要です。

定期的に機器、パーツのメンテナンスを行おう

工場内で錆が発生している機器がある時、それをそのまま放置してはいけません。
定期的に機械のメンテナンスを行うことが大切です。
その際には機械の内部までしっかりとチェックするようにします。

劣化した機械や部品に関してはすぐに交換をするようにしましょう。
機械以外にも、壁や手すりなどには錆を防止する塗料を塗ることも効果的です。

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