最終更新日:2018年02月09日
この記事の監修者
株式会社澤村(SAWAMURA)
山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。
工場倉庫の雨漏りはどうして起こるの？
屋根修理が必要となる雨漏りは、その大半が経年劣化によって起こると言われています。
こうした状況に陥った屋根には、塗膜の剥がれやコケ・カビの発生、ボルトが抜ける・錆びるといった症状が生じています。
また場合によっては、材料の不備や設計ミス、施工不良などによって雨漏りが生じることもあるため、「経年劣化はまだ生じないだろう！」といった楽観視は禁物だと言えそうです。
特にゲリラ豪雨や巨大な台風が多く到来する近頃では、それだけ工場倉庫の屋根や外壁への負担もかかっていますので、定期的にチェックやメンテナンスを行うようにしてください。
雨漏りの一時的な対処方法とは？
屋根修繕のできる業者が到着するまでの間は、応急処置を行って大事な倉庫や工場を守る形となります。
一般的な工場で行われている方法は、まず雨漏りしている箇所に防水テープを貼って穴などを塞ぎます。
その後、コーキング剤を雨漏り箇所に注入し、最後にビニールシートを被せるという流れです。
屋根が雨漏りした場合の工事方法
一般的な修理業者では、葺き替え、カバー工法、屋根塗装という3つの種類からその建物にあったものを選択していきます。
屋根修理のために工場の稼働を止められる場合は、新しい屋根材に葺き替える方法が多く選択されます。
これに対して工場倉庫の業務をストップすることが難しい場合は、古い屋根材の上に新たな屋根材を貼り付けるカバー工法が用いられるケースが多いようです。
撤去費用のかからないカバー工法には、工期も短くリーズナブルな料金でできるメリットがあります。
しかし新しい屋根の下に残った古い屋根材の経年劣化は進む形となりますので、一時的な対策に過ぎない部分もあると言えるでしょう。
屋根塗装については、高圧洗浄をしっかり行った後、下塗り・中塗り・上塗りという流れで塗料を塗っていく形となります。
アスベストを使った屋根の場合は、高圧洗浄時に飛散する可能性がありますので、注意が必要です。
屋根修理のメリットは雨漏り防止以外にもある
異常気象による猛暑の日々が続く近頃では、暑さから従業員や製品を守るために、特殊な塗料を使った屋根修理を行う事業主も増え始めています。
特に遮熱性の高い塗料を使って屋根修理を行うと、現場の電気代節約などのメリットも得られるようです。
工場倉庫の施工実績の豊富な澤村では、雨漏りから省エネまで幅広いニーズに合った屋根修理のご提案ができますので、お困りのことがございましたら気軽にご相談ください。
