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工場における電気工事とは?内容や種類、実施時の注意点などを解説

最終更新日:2024年04月17日

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工場の安全のためにも欠かせないのが「電気工事」です。現在稼働している工場のほとんどが、電気設備を導入している状況であり、その数や規模も膨大であることが少なくありません。安全に各設備を活用するためにも、電気工事は欠かせない対応です。
とはいえ、工場の電気工事が初めての方にとって、気になるのがそもそもどのような工事を実施するのか、どのような種類があるのかなどではないでしょうか。そこで、今回は工場における電気工事の概要や内容、種類、実施時の注意点などについて詳しく解説していきます。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

工場の電気工事とは

工場の電気工事とは、文字通り「電気設備」に関する工事のことです。電気工事の範囲は多岐に渡り、電圧や空調、動力受電設備などの工事が該当します。
工場の建設やレイアウトの変更などの工事とは異なり、電気工事は専門性が高いうえに、高い技術と豊富な知識が求められる工事です。そのため、電気工事を依頼する際には「どこに依頼するか」を慎重に検討しなければなりません。
仮に、不誠実な業者や技術力・知識が不十分な業者に電気工事を依頼してしまうと、稼働時の事故につながったり、工事中に事故が発生したりするリスクがあります。
工場の電気工事を依頼する際には、きちんと情報収集をしたうえで信頼できる業者に相談することが大切です。

工場の電気工事の種類

工場の電気工事にはさまざまな種類があります。ここからは、主な電気工事の種類について触れていくため、自社の工場の場合はどの種類に該当するのかをチェックしておきましょう。

空調設備工事

空調設備工事は、エアコンを設置する際に行う工事のことです。工場で扱う製品によっては、空調が整っていないと劣化してしまう場合があります。
また、機械が多い工場の場合、各機器が発する熱によって工場内が高温になってしまうことも少なくありません。
安全かつ快適な環境を維持するためにも、空間設備工事を行い、空調設備を設置することが大切です。

高圧受変電設備工事

高圧受変電設備工事とは、「高圧受変電設備」を設置するためにも欠かせない工事です。必要な機器を専用の箱におさめた設備が一般的であり、設置のためには専門的な技術と知識が必要とされます。
大規模な電力を必要とする工事はとくに必須の工事と言えます。

動力受電工事

工場の電気工事の種類の一つが、動力受電工事です。動力受電工事とは、工場の機械に電気を流すための設備を設置するための工事です。主に、コンセントやブレーカーなどの設置の際に、動力受電工事を行います。
コンセントやブレーカーは、工場で使用する機械の数や規模などで必要な場所・数などが異なるため、きちんと計画したうえで工事を進めていく必要があります。

電灯設備工事

工場の電気工事の種類の一つである電灯設備工事は、照明器具に関する工事を指します。たとえば、天井や壁などに使用する照明器具の設置工事であったり、照明を使用するために必要なコンセントや配線、分電盤を設置するための工事であったりします。
大規模な工場の場合は照明の数も多く確保しなければならず、工事の規模も大きくなりやすい傾向にあります。

その他の工事

工場における電気工事の種類として、上記で触れた種類に該当しないものは多いです。たとえば、電話配線工事やLAN工事、セキュリティに関する工事などは、その他の工事にあたります。
自社ではどのような設備が必要であるのかをよく確認したうえで、実施すべき工事の種類を考えなければなりません。
まずは、施工業者に事業内容や工場の規模、稼働内容などについてよく相談したうえで、必要な工事を洗い出していきましょう。

工場の電気工事における注意点

工場における電気工事では、あらかじめ知っておくべき注意点があります。具体的に、どのような注意点があるのかを把握したうえで、電気工事を計画しましょう。

信頼できる業者に依頼する

工事の電気工事を依頼する際には、必ず信頼できる業者に相談しましょう。業者によって、電気工事における知識や経験、技術には差があります。
公式ホームページの実績を確認したり、口コミや評判をチェックしたりしながら、安心して任せることができる業者を探してみてください。

余裕を持って依頼をしておく

工場の稼働時期が決まっている場合は、余裕を持って業者に依頼をしましょう。きちんと計画を立てていても、さまざまな事情で工期が伸びてしまう心配があります。
場合によっては、予定していた稼働時期までに電気工事が間に合わない可能性もあるのです。そのため、万が一スケジュールに遅れが生じても問題がないよう、余裕を持って電気工事の依頼をしておきましょう。

おわりに

本ページでは、工場における電気工事について解説しました。一般的な住宅とは異なり、大規模な工事となることが多いため、正しく理解を深めたうえで信頼できる業者に相談することが大切です。
ぜひ、電気工事についてこのページで正しい知識を得て、自社の工場での工事の計画を立てる際のヒントにしてみてください。

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