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アスベストは目視でわかるものなの?

最終更新日:2024年02月14日

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工場で働くときに、気になる問題としてアスベスト問題があるでしょう。
高度成長期に健在の主流だったアスベストですが、健康被害が問題視されるようになり、近年では禁止されています。

ではアスベストを使用しているかしていないかは目視するだけでわかるのでしょうか?
ここではアスベストについてまとめてみましょう。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

アスベストとは?

アスベストとは石綿のことであり、日本においては高度成長期の建材の主流であった材料です。
あらゆる場所に使用されており、用途によっては3000種類以上も製品があるといわれています。

大きくはアスベストの建材製品と石綿工業製品に分けられ、そのほとんどが建材製品として使われてきた歴史があります。
アスベストは1955年ころから使われはじめ、ビルの高層化に伴い、その使用頻度は増えていったのです。

アスベストの特徴とは?目視で判断するのは難しい?

アスベストはワタ状で梁などから垂れ下がっており、毛羽立っている特徴があります。
色は青色、灰色、白色、茶色ですが、素人が目視でアスベストを判断するのは非常に難しいです。

そのため、アスベストを使用しているかどうか?を正確に知るためには、建築業者などプロに診断してもらった方が確実でしょう。
アスベストの見た目の特徴としては、時間が経過し劣化すると表面がワタ状になって柔らかくなります。

2層吹きになっている場合は、下吹きが青色、もしくは灰色、上吹きが白色の場合は、吹き付けアスベストになっています。
吹き付けたアスベストはこてで押さえつけられていると絨毯のように見えるので非常に見分けが付きにくいです。

さらにアスベストの上から安全な建材をさらに吹き付けているケースもあります。

アスベストの使用形態

アスベストを含む建材には、吹き付け建材、保湿材、成形板などがあります。
吹き付け建材はセメントなどの結合材と水を加えて混合し、吹き付け機を用いて吹き付けたものになります。

鉄骨の梁、鉄板床、柱、空調機械室、ボイラー室、エレベーターの機械室など鉄筋建築に使用されています。
保湿材として使われるアスベストは、接着材と混ぜ、色々な形に加工したもので、工場や化学プラントなどに使用されています。

成形板はセメントなどと混ぜ合わせ、成形、乾燥させたもので、木造、鉄骨、鉄筋建築、工場などに使用されていました。

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