最終更新日:2019年03月19日
工場では、設備、ひんしつ、安全など様々なトラブルが起こる可能性があります。
予想外のトラブルが起きた時も、すぐに対応しなければなりません。
ここでは工場トラブルの正しい対応策についてまとめてみましょう。
この記事の監修者
株式会社澤村(SAWAMURA)
山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。
工場ではどんなトラブルが起こる？！
工場では様々なトラブルが起こる可能性がありますが、最も多いトラブルと言えば「設備トラブル」になります。
設備の不具合や、急な故障などによって起こる設備トラブルは、生産ラインが止まってしまいます。
稼働する製造装置が動かなくなってしまうと、工場の稼働率は一気に下がり、会社の運営にも支障をきたしてしまうことになるでしょう。
設備トラブルが起きた時には、原因を追究して適切な修理を行う必要があり、早急に正常稼働できるようにしなければなりません。
そのほかのトラブルとしては「製品品質に関わるトラブル」です。
このトラブルは会社の存続にもつながる非常に大変なトラブルであり、商品に異物が混入していた、味がおかしいなど消費者からのクレームでわかることが多いです。
不良品が出てしまった時には、再び不良品が出てしまわないように品質管理を徹底する必要があります。
特に大量生産している工場においては、品質トラブルが起こりやすい傾向にあります。
そのほか、人命に関わる「安全トラブル」が起こる場合もあります。
たくさんの設備や機械を使用している工場においては、安全対策を徹底しなければなりません。
安全作業のためのマニュアルが共有されていなかった場合、従業員が勝手な作業をして事故が起こるということもあるでしょう。
工場トラブルが起こってしまった時どうすればよいの？その対応策とは？
トラブルが起こった時には、まずはトラブルの原因を突き止めなければなりません。
工場のトラブルにはたくさんの種類があるので、なぜトラブルが起きたかその原因が特定されれば、その対処方法もすぐにわかります。
原因が分からないのに、修正処置をしても状態が悪化してしまうこともあります。
また当該製品の特定・区分を行って、出荷の保留を実施します。
トラブルが起きたら、迅速にそして正確に情報を把握し、報告します。
トラブル発生時の連絡経路はスムーズにしなければなりません。
工場トラブルを起こさないようにするためには、トラブルに強い工場作りをする必要があります。
例えば、設備保全、メンテンアスの強化をしたり、従業員の教育・管理体制を徹底したりすることは重要です。
またトラブルが起きた時には、再発防止へ働きかける必要もあります。
