COLUMN
コラム

上手な現場教育に取り組む工場における共通点

最終更新日:2018年08月29日

Pocket

SAWAMURAの工場・店舗・オフィス改修sawamura
before after

中古購入した倉庫の内部・外部改修

改修工事実績1,000件以上 ※2020年-2023年
創業70年余。SAWAMURAは多くの法人様に選ばれています

SAWAMURAは設計、工事、内装、外構、不動産、土木など様々な部門を持つ総合建設会社です。各部門のスタッフが、お客様のご要望に対して設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。

beforeBEFORE

社員増を見据えたオフィス増築・外部改修

beforeBEFORE

工場内にオフィススペースを新設

この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

  • instagram
  • youtube
  • facebook
目次

技術と技能を分けて考えられている

上手な現場教育に取り組む工場には、まず従業員の技術と技能を分けて指導を行う共通点があります。

可視化や数値化のできる技術は、指導や学習によって蓄積可能な存在となります。

これに対して数値化や可視化の難しい技能は、職人さんのように長年の経験と失敗を経て蓄積されていくものとなるのです。

そのため、技術が得られて初めて技能向上がおこなえるという点をわかっている工場では、現場教育の中で新入社員などの成長が良い形で進む傾向があります。

技術をわかりやすいコンテンツにする

熟練の技を持つ先輩の仕事を現場教育の中で教えるためには、初心者と熟練者の違いを見やすいコンテンツにするのがおすすめとなります。

こうした教育をする時に文字だけのマニュアルを渡してしまうと、新入社員の言語読解力によってはその違いが理解できないこともあります。

これに対して教育コンテンツを充実させる工場では、テキストのマニュアルの他に実際に先輩社員が作業している動画などを用意することで、短い時間で初心者の理解を深められる実情があるのです。

情報量が多すぎない

製品の品質だけでなく、衛生や安全性といったさまざまなことを守らなければならない工場では、現場教育の中で多くのことを新入社員に伝えたいという想いがあります。

しかし最初から分厚いマニュアルを配布してしまうと、あまりの情報量の多さに「何が重要なのかわからない」「何から覚えたら良いのか判断できない」といった状況が生まれてしまうのです。

そのため、覚えて欲しいことを完結に伝えるには、対象となる作業の中で注意して欲しい動作を見極めてピンポイントの教育を進めていくのが理想となります。

将来的には技能も伝承していく

教育を受ける作業者にある程度の技術が身についたら、次は熟練者の操作だけでなく、仕事をする上でのスキルや考え方などの伝承も行っていく必要があります。

技能伝承につながるコンテンツは、熟練者の動作を収録する中で作業をする上で欠かせない考えなどを言葉にしてもらうだけで簡単に作成できます。

また熟練の職人ならではの考え方は、長年の経験や失敗によって生まれるものでもありますので、コンテンツの中に動作の比較だけでなくインタビューの音声などを入れておくのもおすすめ度の高い方法となりそうです。

SAWAMURAの工場・店舗・オフィス改修sawamura
before after

中古購入した倉庫の内部・外部改修

改修工事実績1,000件以上 ※2020年-2023年
創業70年余。SAWAMURAは多くの法人様に選ばれています

SAWAMURAは設計、工事、内装、外構、不動産、土木など様々な部門を持つ総合建設会社です。各部門のスタッフが、お客様のご要望に対して設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。

beforeBEFORE

社員増を見据えたオフィス増築・外部改修

beforeBEFORE

工場内にオフィススペースを新設

改修工事コラム

工場・倉庫の改修やリフォーム、建て替えに関する
基礎知識についてお届けしています。

COLUMN
ABOUT
RENOVATION
© 2024 SAWAMURA Inc.

お電話でのお問い合わせ
受付時間 8:15~17:15