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鉄骨構造の種類とメリット、デメリット

最終更新日:2024年02月14日

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工場や倉庫を建設する際に、よく使われるのが鉄骨です。
鉄骨構造は、短い工期で比較的安い建設費用で建てられるので工場や倉庫の建設に適しています。

そしてなにより柱が少ない広いフロアを実現できるというのが大きな特徴です。
ここでは鉄骨構造での建設のメリット、デメリットをまとめてみましょう。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

鉄骨構造の特徴とは?

鉄骨構造の建設は、使用される鋼材の特徴によって、長いスパンでの柱の実現、壁の少ない建設が可能です。
広いフロアを作ることができ、工場や倉庫などを建設する時に鉄骨構造は非常に適していると言えるでしょう。

主要なパーツがある程度工場で組み立て状態で現場に鉄骨を持ちこみ、組み立てて建設するので、工期は比較的短く、安価な建設が可能になっています。
鉄骨構造での建設にはいくつかの種類があって、その分類方法も様々です。

鉄骨構造の色々な構造

鉄骨構造と一言でいっても色々な構造があります。
軽量鉄骨構造は厚さ6㎜以下の軽い鋼材が用いられる工法であり、工期が短く、安価で建設が可能であるというメリットがあります。

しかし鋼材が軽いため、枠組みのみでは、十分な耐震強度が得られないので、筋交いを入れる必要があり、間取りの自由度が低い、リフォームしづらいというデメリットもあります。

重量鉄骨構造は、厚さ6㎜以上の鋼材を用いて行われる工法であり、ラーメン構造やトラス構造と呼ばれる構造で建設されます。
梁や柱に重量のある鋼材が用いられるので軽量鉄骨に比べると強度があがります。

そのため筋交いを入れる必要もなく、間取りの自由度が高く、リフォームもしやすいでしょう。
軽量鉄骨に比べると、全体の重量が重いため、しっかりとした地盤、基礎工事が必要となり、建設費用は高くなってしまいます。

ラーメン構造とは、長方形に組まれた柱、梁の接続部分を固定して、組み合わせて骨組みを作る構造になります。
しっかりとした強度があるので筋交いを入れる必要はなく、壁の少ない間取りが出来上がります。

トラス構造は三角形に組まれた鋼材を組み合わせる構造であり、自由に回転する形式で接合されます。
工場や倉庫などを建設する際には、柱が少なく、広いフロアを確保できる鉄骨構造は非常に優れています。

ただ耐震性などのデメリットもしっかりと考慮して建設する必要があるでしょう。

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