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工場や倉庫に天井クレーンを設置したい!費用ややり方、注意点について

最終更新日:2024年11月15日

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あなたは、現在の工場や倉庫の設備に満足していますか?

例えば、天井クレーンなどの設備が便利であると分かっていても、新しく設置することのハードルを高く感じてしまい、なかなか手が出ないのではないでしょうか。

今回は、工場や倉庫の天井クレーン設備をスムーズに導入するためのポイントをご紹介していきましょう。

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SAWAMURAは設計、工事、内装、外構、不動産、土木など様々な部門を持つ総合建設会社です。各部門のスタッフが、お客様のご要望に対して設計から施工、アフターメンテナンスまで一貫してお客様をサポートします。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

澤村の天井クレーン設置事例

工場・倉庫に天井クレーンを設置するメリット

天井クレーンとは、工場や倉庫の天井に設置する、荷物を吊り上げることを目的とした運搬機械です。

人力のものやインバータ式のもの、上下に移動するもの、水平に移動するものなど多様な種類があり、環境に応じて最適な設備を選ぶことができます。

天井クレーンの最大のメリットは、運搬が大変な荷物もスムーズに運べるようになるということです。

これまで手動で運搬していた荷物についても、天井クレーンを利用すれば比較的簡単に、また安全に運搬できるようになるでしょう。

面倒な作業を減らすことにもつながり、業務の効率化にも貢献します。

あらかじめ搬送のルートや、どのくらいの距離の搬送に使うのかといった条件をよく確認し、最適な天井レーンを導入することで今ある環境をさらに使いやすくできるでしょう。

工場や倉庫に天井クレーンを設置する費用

天井クレーンの設置にかかる費用は、およそ100万円ほどを目安にするといいでしょう。

しかし「100万円あれば必ず十分な天井クレーンを設置できる」というわけではなく、工場や倉庫の規模、環境によって費用は大きく変わります。

100万円よりももっと安い価格に抑えることができる場合もあれば、精度にこだわった結果500万円ほどかかってしまう場合もあるでしょう。

というのも、天井クレーンを設置するにあたっては、まずレール配置を行う必要があります。

そしてレールをはりめぐらせる範囲が広くなればなるほど、費用がかさんでいきます。

また、一言で天井クレーンと言ってもホイスト式天井クレーン、製鋼用天井クレーンなどの種類があり、どのクレーンを利用するかによっても費用は変わっていきます。

さらに設置の際には、クレーンガーターを作るための費用やテストおよび微調整にかかる費用も請求されます。

諸経費を加味すると予想していた金額よりも高額にのぼってしまう可能性もありますので、必ず見積もりをもらっておくことをおすすめします。

天井クレーンを設置する際の注意点

工場や倉庫に新しく天井クレーンを設置するときには「クレーン設置報告書」と呼ばれる報告書を書かなければいけません。

これは、提出義務がある書類ですから「忘れていたので報告書を用意していない」というわけにはいけません。

厚生労働省のホームページから報告書をダウンロードできますので、よく確認してから用意しましょう。

続いて、工場や倉庫の条件についても確認しなければいけません。

天井クレーンを取り付ける場合には、クレーンの上部や側面に基準となるスペースを設けることが求められます。

さらに点検設備についても、寸法の決まりがあるため設置場所には気を配らなければいけません。

工場や倉庫のスペースや強度を確認しなければ、いざ設置しようという段階になってはじめて「天井クレーンに対応できる建物ではない」と気づく事態にもなりかねません。

「すでに一度、強度を確認したことがある」という建物でも、経年劣化が起きている可能性は十分あります。

天井クレーンを導入しようと考えているのであれば、今一度強度やスペースを確認しましょう。

[出典:各種機械装置の 安全性確保のための仕組み – 国土交通省]

天井クレーンは設置したあとも注意

天井クレーンはいったん設置すれば終わりではなくその後定期的な点検やメンテナンスが必要になります。

特に「吊り荷重500 ㎏以上」の天井クレーンは、年次自主点検を必ず行わなければいけません。

天井クレーンはロープ部分や過負荷警報装置をはじめとした各種装置など、さまざまな部分が消耗しやすいものです。

放置したまま使い続けると、搬送中にロープが切れるなど大きな事故にもつながりかねません。

そのため綿密に点検し、常に安全性を確認しましょう。

また、事故を招かないためには、設置の際に必ず信頼できる業者に依頼する必要があります。

極端に安い価格で依頼を承っている業者の中には、ずさんな工事をする業者もいますので注意してください。

新しく天井クレーンを取り付けたいときは?

既存の工場や倉庫に新しく天井クレーンを取り付けたいとき、また安全に工事を行いたいときには、澤村へご相談ください。

澤村は、各種工場や倉庫の改修・リフォームを幅広く承っています。

天井クレーンの設置工事についても対応しており、工場や倉庫の条件に応じて最適な設備を提案させていただきます。

現在の工場や倉庫に新しい設備として天井クレーンを設置したいときにも柔軟に対応いたしますので、まずはご要望をお聞かせください。

まとめ

利便性の優れた天井クレーン設備は、導入することで作業の効率化に大きく貢献してくれるはずです。

古い工場や倉庫では「新しく取り付けることはできないのでは?」と思うかも知れませんが、工事次第で最適な天井クレーンを導入することができます。

澤村なら、現在の工場や倉庫に天井クレーンを設置できますので、まずはご相談ください。

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