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三菱重工での航空機製造におけるスマート工場化

最終更新日:2019年01月07日

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航空機製造業においても工場のスマート化が進んでいます。
ここでは三菱重工と川崎重工の取り組みについてまとめてみましょう。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

航空機製造技術の進化

航空機製造技術は日に日に進化しています。
先進的な航空機製造手法として川崎重工や三菱重工では生産の自動化を加速しています。
三菱重工においては、大型の民間機胴体のパネル組み立てラインに先進技術を導入しています。

三菱重工では、ボーイング社、エアバス社、ボンバルディア社などの会社に胴体や主翼部分などの部品を提供しています。
従来の胴体パネル製造においては、労働集約型の作業が中心でした。
しかし競争力の強化を目的に生産工法の革新に三菱重工は挑戦したのです。

ロボット技術が高度化して、センサー能力も高まっている中で、IoTやAIが実用化され始めていて、そのようなものを駆使して自動化工場を作って統合的なサプライネットワークの構築を進めています。

部品の加工やサブユニットの組み立てなどの自動化に取り組んでおり、大型パネルはラインではなく自動化一貫ライン、検査のインライン化で推進しています。

三菱重工の新しい生産ラインでは熟練技能者の技能には依存せず、多種類のパネルを高精度高品質で作ることができるM-PALと呼ばれる一貫生産ラインを開発導入しました。

自動化領域の拡大が可能なM-PALとは?

M-PALでは全種類のパネルに対応しており、工程間のハンドリングをなくすことができます。
また産業用ロボットやAIの導入、検査装置、設備間のネットワーク化によるビッグデータの管理などができ、生産工程や工程管理を標準化することにつながります。

M-PALのライン構成では、作業ステーションが13個あり、4つの流れで行われています。
1つ目が胴体外板のセット工程、2つ目が胴体外表面の穴開けと打鋲工程、3つ目が内部骨格の穴あけと打鋲工程、4つ目が形状検査になります。また三菱重工では産業用ロボットを導入して、胴体パネルを吸着した状態でロボットハンドリングシステムを適用しています。

M-PALにより新たに取り組んだのが、オートりベッターのインライン化です。
工場の一角に設置されたオートリベッターは固定式冶具で作ったパネルを運んで打鋲します。

また三菱重工では産業用ロボットを導入して、胴体パネルを吸着した状態でロボットハンドリングシステムを適用しています。

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