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工場用電動シャッターの種類や材質、選び方のポイント

最終更新日:2022年12月01日

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工場に必要な設備はさまざまありますが、その一つがシャッターです。

防犯性を高めるのはもちろんのこと、火や雨風など外的な刺激を避けることにもつながる重要な設備です。

工場用電動シャッターの導入を考えているとき、知っておきたい種類や特徴、選び方を解説していきましょう。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

工場用シャッターの種類と特徴について

工場に合うシャッターを探すために、まずはシャッターの種類や特徴から確認していきましょう。

まず、重量にこだわるのであれば外せないのが軽量シャッターです。

名前の通り非常に軽いシャッターであり、手動でも上げ下ろしも簡単にできるのが魅力です。

もちろん電動式の軽量シャッターも展開されているため、ますます楽に開閉できます。

それに対して重量シャッターと呼ばれるものもあり、こちらはシャッタースラットが1.6ミリ以上のシャッターが分類されます。

重さと厚みが増すことによって、防犯性や防火性がさらに向上するでしょう。

こちらも電動式のものが展開されているため「重量があると開閉が大変では?」と不安に感じる必要はありません。

もし、シャッターを取り付ける目的が防犯や防火のように明確なのであれば、それぞれの目的に特化したシャッターを選ぶのもよいでしょう。

防犯シャッターや防火シャッター、防水シャッターと目的に応じたシャッターが多数展開されています。

防犯シャッターは壊れにくく、効果的に侵入を食い止めます。

防火シャッターは火に強く、外部から、もしくは内部の延焼を食い止めます。

ただし防火シャッターを設置できるのは建築基準法で定められた場所に限り、条件によっては定期点検も必要になります。

防水シャッターは、豪雨をはじめとした水害の予防に効果的なシャッターです。

高水位に対応できるタイプもありますので、環境にあわせて選びましょう。

目的に合わせて最適なシャッターを選ぼう

シャッターは、どこにどんな風に設置するかによっても最適なものが違います。

工場に設置するシャッターなら「どんな目的があるのか」また「どんな危険性があるのか」を意識しましょう。

例えば「倉庫を兼ねた工場で、製品をきちんと管理したい」というときには、防犯性の優れたシャッターがよいでしょう。

頑丈な素材で、壊れにくい電動シャッターなら製品管理にも向いています。

工場内で火災が発生するリスクがある場合、また化学物質や危険物を取り扱う場合には防火性の高い電動シャッターでなければいけません。

もちろん、予算も大事なポイントです。

見積りも踏まえ、予算オーバーしないよう注意した上で、さらに選んでいきましょう。

シャッターの開閉方法から選ぶ

このように種類豊富に展開されているシャッターだからこそ、工場に合ったものをきちんと選ぶ必要があります。

まず、前述の通りシャッターは日々開閉するものですが、その方法もさまざまあります。

おすすめなのは、やはり電動シャッターです。

手動シャッターの開閉にはパワーが要り、女性の社員などはうまく扱えないこともあるでしょう。

電動シャッターの場合は、リモコンなどを使って誰でも簡単に開閉できます。

自動ロックをはじめとした、安全機能付きのシャッターであれば事故の予防も可能です。

また、同じ電動シャッターであっても種類によって開け方にも違いがあります。

例えば、上下に動く電動シャッターには「巻き上げ式」と呼ばれるシャッターがあり、低価格で導入できるのがメリットです。

巻き上げでなく、シャッターが天井にしまわれる方式のものは「オーバースライダー」と呼ばれます。

オーバースライダー方式のシャッターは、天井に高さがなければ設置できません。

しかしスムーズに開閉でき、巻き上げ式のものより音も響かないのが特徴です。

「天井に高さはないけれど、横側にスペースがある」というときは、横へスライドさせるシャッターを取り入れるのもおすすめです。

コストパフォーマンスも高く、安価で導入できます。

シャッターの材質も重要なポイント

シャッターは材質もさまざまに展開されているので、環境に合ったものを選びましょう。

品質の高さを重視するなら、ステンレス製がおすすめです。

サビにくく腐食しづらい上、火などの刺激にも強いという特徴があります。

一方で費用は高くなりやすい点には注意が必要です。

リーズナブルなシャッターを導入したいのなら、スチール製のシャッターがおすすめです。

費用をステンレスシャッターの半分程度に抑えられるケースもあり、「とにかく安く仕上げたい」というとき便利です。

ただしステンレスに比べるとサビなどの刺激に弱い傾向にあります。

ステンレス製やスチール製の中間ほどの存在と言えるのが、アルミ製のシャッターです。

費用や品質もそれぞれの魅力を備えていますので、品質も費用も「そこそこ」を希望するときおすすめです。

まとめ

工場で快適な環境を実現するため、そして防犯や防火のためにはシャッターを設置することが大切です。

利便性を重視するなら、やはり電動シャッターを選びたいもの。

そして電動シャッターの中にも開閉方法や材質などいくつかの種類や違いがあるため、工場に合うシャッターを見つけましょう。

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