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工場火災の実態と予防のポイント

最終更新日:2023年12月06日

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

工場火災の実態と予防

一般住宅などと比べて遥かに燃えやすい材質などを使うことの多い工場は、火災による災害が起こりやすい建物であると考えられます。

その中でも最も火災が起こりやすいのは、暖房などの火気を使用することの多い冬~春といった季節だと過去の消防白書には書かれています。

また1日あたりの出火件数のデータによると、工場倉庫だけで1日140件もの火災が発生しているようです。

たくさんの人が働く工場で火事が発生すれば当然、死傷者もたくさん出やすいと考えられますので、大事な従業員や近隣に暮らす人々の命を守るといった意味でも、事業主は必ず工場火災の予防を徹底する必要があると言えるでしょう。

裸火・溶接作業を原因とする火災の予防

たくさんの火花が飛び散る溶接時は、火災が非常に起こりやすいと考えられています。

特に掃除の難しい非常に入り組んだラインの場合、隙間に溜まった紙粉やホコリといった可燃物に溶接火花が飛び散ることにより、火災の原因になると言われているのです。

こうした形で生まれる溶接時の火災を防ぐためには、まず作業現場周辺の清掃と水撒きをしっかり行う必要があります。

また溶接作業を行う人は、耐火エプロンなどの保護具をしっかり着用した上で、その周囲にスパッターシートを配置するなどの配慮をするようにしてください。

配電盤の漏電を原因とする火災の予防

配電盤の漏電などによる火事を防ぐためには、日々行う定期点検が欠かせないと考えられます。

例えば、定期点検の中で配電盤の中にネズミが生息していた形跡を見つけられれば、大事なケーブルがかじられてしまう前に早めの対処をすることもできるのです。

またネズミの侵入は工場内の衛生環境にも大きく影響する部分となりますので、日々さまざまな箇所を点検する習慣が、現場の衛生管理にも繋がると言えそうです。

静電気による火災の予防

粉体を取り扱う工場や、有機溶剤を使う塗装工程においては、静電気による火災事例が多いと言われています。

こうした現場で火事を起こさないためには、静電気の発生しにくい適切な作業服を着用する、適切なアースを取るといった対策が必要です。

また特に空気乾燥する真冬は静電気による火災も起こりやすくなりますので、温度だけでなく湿度管理をすることも忘れないようにしてください。

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