工場に太陽光パネルを設置しよう！メリットとデメリット5選 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

工場に太陽光パネルを設置しよう！メリットとデメリット5選

最終更新日:2021/12/23

今、街を歩いていても太陽光パネルを目にする機会が増えているのではないでしょうか。

特に面積の大きな工場では、敷地を有効活用するべく敷地内や建物に太陽光パネルを設置することも多いものです。

そこで今回は、工場に太陽光パネルを設置しようか迷っているときに知ってもらいたいメリットとデメリットを解説していきましょう。

メリット1:自家発電ができコストを抑えられる

太陽光パネルを設置すると、太陽光による自家発電ができるようになります。

そしてこの電力は、日々の業務に使うことができるのが大きなメリットです。

一般的な工場やオフィスでは、使用する電気は電力会社から購入することになるでしょう。

しかし自家発電ができれば、月々に購入しなければならない電気代が減り、コストカットにつながります。

さらにそれだけでなく、発電した電気を売ることもできるようにもなります。

工場の太陽光発電によって作られた電気は、20年間売電価格が保証されています。

これは、住宅用の太陽光発電にはないサービスと言えるでしょう。

発電した電気は「すべて使う」「すべて売る」という極端な選択だけでなく、「一部を売る」ということもできます。

どのように利用すればもっとも効果的か、よく検討しながら自由に利用できるでしょう。

メリット2:災害時の備えにもなる

自然災害はいつ、どのように起こるかわかりません。

そのため日頃からきちんと対策を行い、リスクヘッジをすることが企業の責任と言えるでしょう。

大きな災害が起きたときには電気や水といった大切なライフラインが止まってしまう可能性もあります。

そんなとき、太陽光発電設備があれば不測の事態にも耐えやすくなるでしょう。

工場や倉庫を太陽光発電によって稼働できれば、万が一の事態でも冷静に対応できます。

さらに発電した電気を社内で使うだけでなく、地域で使えるように開放するという道もあります。

社会貢献に役立てるのも大きな魅力と言えるでしょう。

メリット3:企業のイメージ向上につながる

近年、企業は事業活動を行い利益をあげるだけでなく、どのように地域や社会に貢献するかも重要なポイントとなります。

環境に優しい設備やシステムの導入、人材にとって魅力的な環境の実現など……。。

さまざまな工夫によって、企業のイメージ向上に働きかけることができます。

そして太陽光発電設備は「クリーンエネルギーによって環境に配慮している」というアピールにつながります。

特に工場のように煙などを排出する可能性のある施設は、どうしても環境問題への配慮が求められるでしょう。

そうしたとき、環境問題に対して明確に答えられる取り組みがあれば、好印象につなげられます。

そして社会からよい印象をもたれることによって、巡り巡って事業活動も円滑になるかもしれません。

デメリット1:費用がかかってしまう

一方で太陽光パネルを設置することには、デメリットもあります。

まず忘れてはならないのが費用問題です。

太陽光パネルを設置するとなると、どうしても初期投資が大きな負担となってしまうでしょう。

太陽光パネルの大きさによっては、かなり大きな金額になってしまう可能性もあります。

どのような設備をどのように設置するといくらかかるのか……といった点については、きちんと確認しておかないとトラブルになりかねません。

あらかじめ見積もりをとるのはもちろんのこと、複数の業者で確認しながら納得のいく金額や業者を見つけることをおすすめします。

また、補助金や税制優遇措置を使えば負担を減らすことはできますので、調べてみるとよいでしょう。

デメリット2:雨漏りなど新しいトラブルが起こることもある

効率よく発電を促すために、屋根に太陽光パネルを設置することが一般的でしょう。

しかし太陽光パネルを設置するためには、多くの場合「屋根に穴を開ける」という工程を避けられません。

屋根や天井に穴を開けることによって、雨漏りなど新しいトラブルの引き金になるケースもあるので注意してください。

もちろん大きな穴を開けたままにするのではなく、施工にあたっては防水加工をしたり、金具によってしっかり固定したりといった丁寧な処理をします。

ところが施工業者の中には処理が甘い場合もあり、結果的に雨漏りが発生しやすくなってしまう可能性があるのです。

施工前にはさまざまな情報を集めて業者をしっかり選び、心から信頼できる業者に依頼してください。

まとめ

工場に太陽光パネルを設置して自家発電できるようになると、月々の電気代を抑えることができます。

さらに電力会社に売るなどの道もありますから、うまく活用しましょう。

一方で、施工業者によっては新たなトラブルを招きかねないため信頼できる業者をきちんと選ぶようにしてください。