工場の床塗装は自分でできる?塗料選びからメリット・デメリットまで解説

最終更新日:2023年10月30日

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工場の床の塗装は、実は床の保護や従業員の保護など大切な役割を担っています。そんな床塗装も、工場の経年変化とともに一部が剥がれてきたりするものです。

「剥がれてきたのなら自力で塗り直しをしよう」と考える工場経営者の方もいるかも知れませんが、はたして本当に、適切な床塗装を自力でできるものなのでしょうか?

この記事では、工場床の塗装が大切な理由や、床塗装における塗料の選び方について説明したのちに、工場の床塗装にDIYで挑戦するメリットやデメリットについて解説していきます。

Contents

工場床の塗装が大切である3つの理由

機械や器具などを用いて商品の製造や加工を行う工場では、重量物の移動や部品の移動そして製造作業が日々行われています。

工場で安全な作業環境を維持するために、大変重要な役割を果たしているのが工場床の塗装です。ここでは、工場床の塗装が大切である理由を説明していきます。

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この記事の監修者

株式会社澤村(SAWAMURA)

山々に囲まれ、琵琶湖を臨む滋賀県高島市。
株式会社澤村は1950年の創業以来、地域とともに歩みながら、信頼・実績・技術を受け継いできました。
現在、フィールドは滋賀・京都・福井まで広がり、130名を超えるスタッフと共に、設計・施工の一貫体制でお客さまのご要望にお応えしています。
本コラムは株式会社澤村が運営する工場建築・倉庫建築に関するお役立ちコラムです。

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目次

床の保護になるから

まず、第一の理由として挙げられるのが「床の保護になる」という点です。

工場床は熱や油にさらされ傷みやすく、日々衝撃や摩耗の激しい環境におかれています。塗料による保護がなければ、急速に劣化が進んでしまいます。

床に塗装を施すことで、このような環境におかれている床の劣化を防ぎ、清潔性や安全性を高めることができる、というわけです。

従業員の保護になるから

第二の理由として「従業員の保護になる」という点が挙げられます。

経営者は工場で働く従業員の安全を図ることが必須です。しかし、塗装が十分に施されていなければ、工場床のコンクリートは劣化し、床面には凹凸が発生します。

そのような工場床では、従業員の転倒などが発生し、従業員の怪我の元となってしまいます。

剥げなどのない床塗装は、従業員の怪我を防いでいる、というわけです。

事故の防止になるから

第三の理由は「事故の防止になる」です。

塗装が剥がれるなど床が劣化すると、床に凹凸が発生し、資材等の移動の際に落下事故が起きる可能性もあります。

床塗装に不備があると、作業員の転倒だけでなくさらに大きな事故も誘発し得るのです。

工場床塗装における塗料の選び方

工場の床塗装と一口に言っても、なんでも塗ればいいというわけではありません。

特に、塗料の選択は、工場の製造内容や塗装に費やすことのできるスケジュールなどを考慮する必要があります。

ここでは工場床塗装における塗料の選び方、および具体的な塗料の種類について、説明していきます。

ここでご紹介する具体的な塗料の種類は以下の通りです。

塗料の種類 特徴
エポキシ樹脂塗料 耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性、耐油性に優れる
他と比較して安価
ウレタン樹脂塗料 耐摩耗性、耐薬品性、耐油性に優れる
柔軟性があり衝撃に強い
アクリル樹脂塗料 耐水性、耐候性
短時間で乾燥する

【前提】塗料には水性と溶剤がある

工場の床塗りをする上で最初のステップとなるのが、自社の製造内容に合った塗料を選ぶことです。

塗料には大きく分けて、水性と溶剤という種類があります。

リーズナブルな価格で購入できる水性塗料には、作業性が良く換気に気をつけなくて良い反面、耐久性の部分で劣るという難点があるようです。

これに対して水性塗料と比べて遥かに耐久性の高い溶剤には、希釈液を別途用意する必要があります。

また水性塗料よりも1.3倍ぐらい割高という意見もありますので、希釈液などの準備も含めるとコストはかなりかかってしまうと言えるでしょう。

工場の目的に合った塗料を選ぶ

塗料は、水性か溶剤かという違いだけではなく、塗装後に塗膜として残る成分の種類にもさまざまなものがあり、それぞれに特性や長所・短所があります。

また、一般家庭では用いることのない薬剤や食品、油などを取り扱う工場の場合は、製造に使用する原材料や製品と塗料との相性もチェックする必要もあります。

用途によって適した塗料が異なるため、塗料の特性を理解し、適切な塗料を選ぶことが重要です。

このように塗料の選択は一般の方には少し難しいものですので、プロに相談をしながら進めていくことをおすすめします。

コストを抑えたいならエポキシ樹脂塗料

エポキシ樹脂塗料は塗膜として残る主成分がエポキシ樹脂である塗料のことです。

エポキシ樹脂塗料は、耐摩耗性、耐衝撃性、耐薬品性、耐油性に優れ、仕上がりもシームレスで美しい見た目を作り出せます。

また、安価であるという長所も持っており、最も一般的に使用されている床塗装材のひとつです。

重量物を扱う工場ならウレタン樹脂塗料

ウレタン樹脂塗料は、耐摩耗性、耐薬品性、耐油性に優れている塗料です。

また、エポキシ樹脂よりも柔軟性があり衝撃に強いため、重量物を扱う工場の床に適しています。

重量物の運搬や設置、あるいは万が一重量物の落下が発生した場合などを考慮すると、ウレタン樹脂塗料は最良の選択肢のひとつと言えそうです。

スケジュールがタイトならアクリル樹脂塗料

アクリル樹脂塗料は、耐水性、耐候性に優れている塗料です。

施工が容易で、短時間で乾燥するため、工場の生産ラインを止めることなく、塗装ができるというメリットがあります。

工場床の塗り替えを行いたいが、スケジュール的にあまり多くの時間を塗り替え施工に避けない、といったケースではこの塗料の活躍が期待できます。

工場の床塗装はDIY感覚でも行えるもの?

なるべくコストをかけずに工場や倉庫の補修をしたいと考える会社の中には、DIYの延長で外壁塗装や床塗装などを行うところもあるようです。

しかし実は、工場の床塗装は作業工程が大変多く、かつそれらの作業は初心者にはイメージし難い特殊なものも含まれています。

工場は一般住宅と比べて遥かに規模が大きいことも考えると、「自分たちで本当にDIYで床塗りを行えるのか?」の判断は慎重に行うことをおすすめします。

床塗装の作業工程は多い

一般的な床塗装の作業工程は、以下のようにたいへん工程数の多いものです。

●現場調査(床面積や床の状況など)
●養生(機材などを粉塵や臭気などから守るため)
●下地処理(既存床の剥ぎ取り、研磨など)
●プライマー塗布(塗料の密着性を上げるため)
●下塗り
●上塗り
●仕上げ

この作業工程の多さや煩雑さから、一般的には塗装のプロに相談するケースが多いようです。

初心者にはイメージし難い特殊な作業が多い

上で述べた作業工程の多さだけでなく、工程の中ではプロの塗装業者ならではのコツも必要になってくることがあります。

塗料を塗る床には、モップでホコリをしっかり落とした上でサンダーを使って軽く削る準備が必要となります。

またプロの塗装業者では、塗料缶の中に500ccほどの水を入れてしっかり混ぜた上で、それでも粘度が残っているなら更に水を入れるという方法をとるようです。

こうした形でかなりのコツと基礎知識の必要となる工場の床塗りは、DIY感覚で行うよりも、工場倉庫の施工実績の豊富な専門業者に依頼をした方が早くきれいに仕上がると言えるでしょう。

工場床の塗装にDIYで挑戦するメリット

それでも「工場床の塗装にDIYで挑戦してみたい」という工場経営者の方もいるかと思います。

そこでここでは、工場床塗装にDIYで挑戦するメリットについて考えてみましょう。

1.コストが削減できる点

工場床塗装にDIYで挑戦するメリットとしてまず挙げられるのが「コストの削減」です。

自分で安価な塗料を探してきてそれを使えば塗料代を抑えることができます。また、塗装業者に依頼する分の人件費を抑えることも可能です。

ただし、安価な塗料を探して入手するまでの時間的なコストや、社内で作業するために社員を動員した時にそれによって失われる本来の作業時間分の損失は、考慮する必要があるでしょう。

2.スケジュールの調整がしやすい点

DIYで挑戦するメリットとして2つ目に挙げられるのが「スケジュールの調整が容易」な点です。

塗装業者に依頼するとなると、その業者との日程調整が必要になります。塗装業者の予約が立て込んでいれば、こちらが望む日程で床塗装ができないことも十分に考えられます。

その点DIYであれば、自社のスケジュールの中で床塗装を完結できる、というわけです。

ただし、自社の生産スケジュールも加味しつつ床塗装施工のスケジュールを立てることは、難しいかもしれないことは念頭に置く必要があります。

3.デザインが自由にできる点

DIYで挑戦するメリットとして考えられるものは「デザインが自由にできる」点でしょう。

DIYで挑戦するならば、使う塗料のメーカーも床の色の選択も床に線を引いたりするのもすべて自由です。経営者の好みのままに床塗装ができると言って良いでしょう。

ただし、塗料の種類や色の選択にも専門家の視点から見ればそれぞれに理由があるものです。デザインを自由にした分、求める機能や効果が得られない可能性もあることを忘れないでおきましょう。

工場床の塗装にDIYで挑戦するデメリット

一方で、工場床の塗装にDIYで挑戦することには、いくつものデメリットがあります。

ここでは代表的なデメリットを3つ、紹介していきましょう。

1.塗料の選択が難しい点

工場床の塗装では、まず塗料選びが大変重要なポイントとなります。

工場でどのようなものが生産されているのか、薬品などを扱う現場なのか、重量物の運搬の頻度はどれぐらいなのか、床塗装の施工に割ける日数はどれぐらいなのか、など多くの要素が塗料の選択に関わってきます。

そのため、工場にとっての適切な塗料の選択には専門知識が必要であり、専門家以外にはかなり難しいと言わざるを得ません。

また、塗料の選択を間違えば、塗装の仕上がりに不満が残る可能性もあります。

2.適切な下地処理が難しい点

工場の床塗装はDIYでやるのは、適切な下地処理が難しい、というのも大きなデメリットのひとつです。

床塗装には既存床の剥ぎ取りや研磨などの下地処理が必須です。しかし、この下地処理が不十分だと、塗料の効果を引き出せず、塗膜が剥がれたり、せっかく塗装した床の劣化が早まる可能性があります。

塗装の問題だけでなく、例えば工場内で水はけを確保しなければいけないのに、剥ぎ取りや研磨の失敗で水はけが悪くなる可能性も考えられます。

3.作業が塗装だけでは終わらない点

床塗装といっても、作業が塗装だけでは終わらない、塗料を買ってきてただ塗ればいいというわけではないことも、デメリットと言えるでしょう。

既存床の剥ぎ取り、研磨などの下地処理だけでなく、その前の養生や、プライマーの塗布、クリーニング、洗浄など、作業内容は多岐にわたります。また必要であれば、コンクリートの補修なども作業に含まれます。

これらのどれも専門的な知識やコツが必要なものばかりです。専門の業者以外が、必要な作業を確実に行うことはかなり難しいでしょう。

工場床の塗装に関するよくあるQ&A

ここでは、工場床の塗装に関してよくある質問に答えていきます。

なぜ工場の床は緑が多いのですか?

工場の床に緑色が採用されることが多い理由としては、以下の4点がよく挙げられます。

●緑色は目に優しく、作業環境を明るくする効果がある
●緑色は汚れが目立ちにくく、清掃効果が高い
●製品や部品などと色が被らないため、緑色が選ばれることが多い
●人間にとって自然を連想させる色であるため、精神的にも落ち着きやすい

工場の種類によっては一概に言えないこともありますが、一般的には緑を選択しておけば大きな間違いはないと言えるでしょう。

工場床の塗装をDIYする際の注意点はありますか?

まず、社内スケジュールを調整するのがポイントです。

塗装期間は、工場内での物や人の移動や機械の稼働ができなくなる期間が発生します。社員のシフトや納期など社内調整が必要となるでしょう。

また、塗装作業が開始してからは、作業の流れをスタッフ全員で共有しておく必要があります。例えば、誰かが塗る場所の順番を誤ってしまうと、その塗料が乾くまで離れ小島になる人がでてくることもあります。

塗装の作業と通常の工場としての作業が円滑に進むように注意が必要です。

工場の床塗装の見積もりも取れますか?

もちろん、工場の床塗装の見積もりは取ることができます。

ただしそのためには、以下のような情報を専門の業者に伝える必要があります。

●工場の床の面積
●塗料の種類もしくは工場の特徴・用途
●床の状態(新築に近いのか、補修が必要なのかなど)
●希望する施工時期

例えば、床の面積によって塗料の量は変わりますし、塗料の種類によっても費用は変化します。その塗料の種類は工場のもつ特徴や用途によっても変わってきます。

通常、塗装に入る前には現地調査は行われますが、その前に大まかな床の状態を伝えておけば、必要な費用の概算を前もってしてもらうことも可能です。

これらの情報をもとに、塗装業者に依頼すれば見積もりを取ることができます。

まとめ:工場の床塗装はプロに相談を

今回は、工場の床塗装の重要性や塗装に用いる塗料の選び方、床塗装にDIYで挑戦するメリットとデメリットについてみてきました。

工場の機能や安全性を維持するためにも重要な床塗装をDIYで実現することは、できないことはありませんがやはり難しくデメリットも多くみられます。

工場の床塗装を考えている工場経営者の方は、工場の床塗装の専門的知識や施工経験の豊富なプロの業者に依頼することをおすすめします。

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資格所有者

  • 一級建築士 8人
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    一級土木施工管理技士 8人
    二級造園施工管理技士 4人
  • 宅地建物取引士 9人
    設備設計一級建築士 1人
    土地家屋調査士 1人
    一級建設業経理士 2人

会社概要

社名 株式会社澤村
本社 〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108番地3
TEL. 0740-36-0130(代)
FAX. 0740-36-1661
大津オフィス 〒520-0242 滋賀県大津市本堅田三丁目33-16 エルミナ リアン 2F
TEL. 077-572-3879
FAX. 077-573-8384
敦賀オフィス 〒914-0811 福井県敦賀市中央町一丁目8-10
TEL. 0770-22-6005
FAX. 0770-47-6405
資材センター 滋賀県高島市勝野873-1
創業 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員数 138名 (グループ全体)※2022年9月時点
売上高 50億 (グループ全体)※2022年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 
滋賀県知事許可(特・般-3) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 
滋賀県知事登録(カ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 
滋賀県知事登録(12) 第1267号
役員氏名
  • 代表取締役澤村 幸一郎
  • 常務取締役渡 誠次
  • 取締役藤原 甚四郎
    澤村 茂美
    下司 浩之
    萬木 義昭
取引銀行 滋賀銀行 高島支店
関西みらい銀行 安曇川支店
滋賀県信用組合 安曇川支店
関連会社 株式会社トータル・オーガニック・プランニング
沢村ホーム株式会社
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工場・倉庫・店舗の
改修・リフォーム実績

CASE1.中古購入した倉庫の内部・外部改修(滋賀県D社様)

築年数が古く、当時は既存不適格建築物となっていた鉄工所の中古購入・改修を検討されており「改修すれば建築基準法に適合させて使用できるか?」「外部内部の改修は総額いくらくらいかかりそうか?」とご相談をいただきました。購入前に適法化が可能かを確認するため現地調査を実施。改修すれば問題なく使用していただけると判断したため、建物の改修を依頼いただきました。

外部改修

外部改修の改修前
外部改修の改修後

既存のスレート壁は、今後処分費が値上がりすることを見据えて全て解体処分し、プラスターボードを2重張りに改修しました。まずは屋外と外壁を撤去してスケルトン状態へ。
屋根はGL鋼板を噴いた上に、クールサーム(遮熱・断熱塗料)を使用しました。老朽化したスレート屋根を強化・工場内の気温を押さえ、スタッフの作業環境を整えました。
正面シャッターのシャッター部分は鉄骨補強を入れて構造強度を保ち、開口サイズを広げました。腰壁も塗装することで、外観の見栄えの良さにもこだわりました。

内部改修

内改修の改修前
内改修の改修後

床は物件購入前に重量物が乗っていたことから、コンクリートにひび割れ・油汚れ・へこみがありました。床を平らにするためにコンクリートを15cm増し打ちし、表面をほこり防止や表面強化の効果があるフェロコン(床用の仕上げ材)で仕上げました。
打ち増しした分の段差を解消するため、車庫エリアではなだらかに勾配をつけ、床レベルを調整しました。庫内の柱には、フォークリフトの衝突を防止するため黄色の塗料を使用して注意喚起を促しました。
改修後、車庫・倉庫・作業所・事務所として活用されています。

築年数が古く旧法の基準で建てられ現在の建築基準法には適合しない『既存不適合建物』。既存不適合建物を改修して使用する場合は、現状の法に適合させることが必要ですが、中には改修しても適法化できない物件もあります。購入前にご相談いただくことをお勧めしています。

CASE2.工場内にオフィススペースを新設(滋賀県H社様)

工場内改修の前
工場内改修の後

工場内にオフィススペースを作った事例です。
施主様より「工場生産の根幹を担う5名のCADオペスタッフが働く姿を見学者に見てもらいたい」と、ご要望をいただいてました。そこはビニールカーテンで仕切られた、わずか70㎡の空間だったので、見学者の方へのアピールが難しく悩まれていました。
そこで、作業中の様子を見学できるようガラスパーテーションを使ったオフィス空間づくりをご提案しました。結果、見学者の方々にもアピールできる空間ができました。
鉄骨に巻き付けている赤いプレートは施主様の自社技術で製作されたものを設置。
改修内容が明確でなくでも、お客様と一緒に改修後のイメージを作っていくことができます。

CASE3.社員増を見据えたオフィス増築・外部改修(株式会社澤村)

オフィス増築の前
オフィス増築の後

プレハブの二階建ての事務所を改修した事例です。
将来、増員計画がありオフィスが手狭になることを考え、社員みんなが一ヵ所で働けるようにするため増築を伴う改修を実施。また、企業イメージを整え、採用活動へ力を入れることも狙っていました。
既存のプレハブ建物は壁をカバー工法で改修。増築部分は、壁一面を壊して繋げました。奥の増築部分は鉄骨構造になっており、既存の建物とエキスパンションジョイントで接続しました。
改修後、外部からの取材の申し込みが増え、建物が広告塔になっています。新卒採用の応募数は改修前の約5倍になり、ブランドイメージを変えることが出来ました。

SAWAMURAの
アフターフォロー

アフターフォロー

SAWAMURAでは、改修後に何かトラブルがあった場合には、プロの専門チームが現場へ伺い、調査いたします。
「壁に穴が空いてしまった」「シャッターが下りずに困っている」等の緊急事態もお任せください。

また、改修工事後の継続したメンテナンス・改修をお任せいただくことが出来ます。工場は建てた後にも改築改修がつきものです。「工場内で扱う機会が変わるから、空間をさらに区切らなければいけない」等の倉庫・工場の継続したメンテナンス・改修の対応も可能です。

現在依頼いただいているお客様の約半数はリピートのお客様ですので、地域密着で長いお付き合いをさせていただいております。安心してご相談ください。

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SAWAMURAの
強み・特徴

営業担当者

各企業に営業担当がつくのですぐに相談できる

SAWAMURAでは各企業様に営業担当者がつき、お客様からお悩み事やご要望・課題をヒアリングし、改修案をご提案いたします。
また、設計部署・施工部署を取りまとめて、プロジェクトを進める役割を担っていますので、営業担当を中心にお引き渡しまでワンチームで進めてまいります。
ささいなことでも営業担当者にお悩みをご相談ください。

自社の設計担当者

自社設計なので細やかな要望まで実現できる

設計を外注する会社が多い中、SAWAMURAでは自社で設計部門を設けているので、一気通貫して改修まで対応可能です。
法令順守のチェックも厳しく行ったうえで、機能面・環境の改善提案とデザイン面のリニューアル提案をさせていただきただきます。
また澤村では、3D CADを積極的に導入しており、立体的な設計が可能です。制度の高い提案ができることで、メディアにも取り上げていただきました。
> 【BIM未来図 地域建設業のいま(上)】総合建設会社SAWAMURAが、付加価値づくりにBIM導入 | 建設通信新聞Digital

工事の様子

70年以上の実績があるから工事の質が高い

元々、SAWAMURAでは公共事業の実績が多くあるため、品質への意識やこだわり、設計・工事の質の高さには、自信を持っています。木造・鉄骨造等どんな構造の建物でもご相談ください。
また、施工部署は幅広い年齢層で構成されており、ベテランの技術と若手の発想力をおりまぜ、常に技術を進化させてお客様に価値を提供し続けています。

お客様の声

約2カ月間で全面改装工事。
従業員のモチベーションも上がり
仕事の効率化もできました。

株式会社尾賀亀
取締役 経営管理部長 田部 俊二様

URL:http://www.mantan.co.jp/

改装することになったきっかけは?

昭和57年築の建物でずっとほったらかしていて、暗い感じのビルだったんです。

従業員のモチベーションを上げたいという意図もあって澤村さんに相談することにしました。

改装するにあたって問題があり、ガソリンスタンドを潰して大きな建物を作り直すという話が進んでいたんですが、第一種低層住居専用地域だったので高層建物を建てられないことが判明しました。

そこで澤村さんに知恵を絞ってもらって、建て替えをせずに内装を綺麗にしようという話になりました。

元ガソリンスタンドだったので、4本の柱だけでは耐震強度として不安でしたが、澤村さんのご提案で最終的には建物の軽量化も実現しました。

改装のポイントは?

一番良かったことは正面玄関から入ったところに間仕切壁を設置してもらったことです。
以前はカウンター方式にしていたため、営業室がまるみえで、お客さんが来るたびに女性社員が起立をしてお辞儀をしていたんです。

でも古いと言いますかいまどきではないので、無人受付カウンタータイプを設置しようということで、間仕切り壁で仕切りました。
すると、一回ずつ作業の手を止めてお辞儀をする必要がなくなったので、従業員の手間が減り効率化にもつながりました。

限られたスペースの中でしたが、玄関を圧迫感がないように狭めて事務所の場所を広くしたことで法人営業部の一体感も生まれました。

建て替えではなく改装にして良かった点

建物は利益を生まないので全面やり直しだと予算的に厳しかったので、コスト的にも抑えられてよかったです。

部屋が綺麗でトイレが古いのは具合が悪いのでトイレも綺麗にして、建物に合わせて事務機器や家具も一新して、全体的に綺麗にできたのでよかったです。

それに合わせて創業160年の歴史がある会社でものがたくさんあったので、これを機に整理をしようとなって、収納の見直しができたのもよかったです。

開かずの間になっていたトイレも書庫としてスペースの有効活用になりました。
限られた部屋数、スペースしかない中で上手にやってもらえたと思っています。

改装期間はどのくらい?

全て終わるのに2カ月くらいかかりました。
決算期に合わせて工事を完成させたかったので、色々と無理な注文を言いましたが、全て要望に応えてもらえました。
澤村さんにお願いしてよかったです。

澤村に期待していること

相談すれば親身になって要望に応えてくれるので、いつもなにかあれば澤村さんにお願いしています。
これからも何かあればお願いしたいと思っています。

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よくある質問

工場稼働を止めずに修繕工事をすることはできますか?

はい、可能です。

毎日稼働している工場を止めて修繕工事を行う必要はありません。普段と変わらず作業をしていただきながら、ご要望通りの工場・倉庫改修作業をスムーズに行います。

小さな改修工事でも対応してくれますか?

対応いたします。

「壁に小さな穴が空いてしまった」「外壁の一部を塗り直したい」など、小さな改修工事であっても迅速に対応させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。

建て替えも検討しているのですが、対応できますか?

お任せください。

弊社は倉庫・工場の建築実績も豊富にございます。老朽化に伴う建て替えのご提案もさせていただきます。

改修は1年後の予定ですが、見積りだけでも大丈夫ですか?

問題ございません。

事前に予算だけでもご提示可能です。少しでもご希望に応じた改修・リフォームをご提案いたします。

会社概要

代表取締役 澤村幸一郎

こんにちは!滋賀県に根ざして70年。
総合建築業の株式会社澤村です。

今後も地域の発展に貢献していきたいと思います。
みなさま、建物のことであれば何でもお気軽にご相談ください。

従業員一同、みなさまからのご相談を心よりお待ちしています。

澤村幸一郎

本社所在地 滋賀県高島市勝野1108番地3
本社電話番号 (0740)36-0130
設立 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員 138名(グループ全体)※2022年9月時点
売上高 50憶円(グループ全体)※2022年9月実績
営業種目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可、登録 〈建設業許可〉滋賀県知事許可(特・般-3)第80123号
〈一般建築士事務所〉 滋賀県知事登録(カ)第126号
〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(12) 第1267号

施工実績

  • びわ湖テラス施工事例
  • 成安造形大学学生寮YOHAKU施工事例
  • 日野精機株式会社野洲工場施工事例
  • 幸在宅センターmint施工事例
  • 内部改修施工事例
  • 株式会社リーフワークス本社施工事例

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