ユニバーサルデザインとは?介護施設の事例やバリアフリーとの違いを解説

ユニバーサルデザインとは?介護施設の事例やバリアフリーとの違いを解説

最終更新日:2021年12月23日

介護施設には、ユニバーサルデザインを取り入れるべきとの声を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。広く浸透しているバリアフリーとの違いがわからず、悩んでいる方もいるでしょう。そこで今回は、ユニバーサルデザインの特徴や例、バリアフリーとの違いなどについて詳しくご紹介します。

ユニバーサルデザインとは

ユニバーサルデザインとは、直訳すると「普遍的・万人向けのデザイン」です。1980年代にアメリカの建築家「ロナルド・メイス」が提唱した考え方で、「調整や追加要件なしで誰もが利用しやすいデザイン」と定義づけています。つまり、ユニバーサルデザインに決まったデザインはありません。

ユニバーサルデザインの7つの原則

ユニバーサルデザインには、次の7つの原則があります。

  • 全ての人が利用できる「公平性」
  • 自分に合った方法を選べる「自由度」
  • 簡単に利用できる「単純性」
  • 即座に理解できる「わかりやすさ」
  • 危険がない「安全性」
  • 少ない力でも利用できる「体への負担の少なさ」
  • 使いやすさを担保する空間「スペースの確保」

全てを満たす必要はなく、上記いずれかを満たしたデザインのものを作ることが大切です。

ユニバーサルデザインとバリアフリーの違い

ユニバーサルデザインについて学ぶ際は、バリアフリーと似ていることに気づくのではないでしょうか。バリアフリーとは、高齢者や障がい者などが若者や健常者とのハンディキャップを埋めるために、物理的な障害を取り除く考え方です。例えば、階段の横にスロープをつける、段差をなくす、手すりをつけるといった方法があります。

一方、ユニバーサルデザインは高齢者や障がい者だけではなく、全ての人の利用を想定しています。

介護施設のユニバーサルデザインの例

それでは、介護施設のユニバーサルデザインの例をご紹介します。

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目次

トイレ

トイレには、バリアフリーの観点から手すりが設置されている場合があります。しかし、トイレが壁側に寄っており、車椅子から便器に移ることが難しく、全ての人が利用できる状態ではないケースも少なくありません。

トイレの左右どちらからでも便器に移ることができるようにスペースを確保しつつ、低い位置にも手すりを設置することで、体格の差や障がいの種類による差を解消できます。また、トイレの標識をわかりやすくすることもユニバーサルデザインの1つです。

例えば、トイレやお手洗い、男女のシルエットだけでは、トイレだとわからない人がいます。この場合、トイレの写真を入り口に貼ると、もっとわかりやすくなるでしょう。

食堂

食堂のように食事をとる場所にもユニバーサルデザインを取り入れることができます。例えば、テーブルは体格によって利用しやすさに差が生じますが、高さ調整ができるテーブルであれば、どのような体格の人でも快適に利用できるでしょう。

また、車椅子から椅子へ移る際に、テーブルが邪魔であったり、椅子を引くことが難しかったりする場合があります。回転式の椅子であれば、簡単に椅子の角度を変えて車椅子から移れます。

自動ドア

自動ドアもユニバーサルデザインの代表例です。ドアを手で開けるには、ある程度の力が必要ですが、自動ドアは前に立つだけで開くため、力の差が利用しやすさに影響しません。両手に荷物を持っている人、子どもを抱いている人、車椅子の人、松葉杖をついている人など、誰でも安全かつ快適に利用できます。

点字

今では身の回りに溢れている点字ですが、これもユニバーサルデザインの1つです。視覚障害者の人も健常者と同じように物や場所を認識するためには、あらゆるところに点字を設置する必要があります。

介護施設においても、部屋番号、部屋の種類、避難経路、出入り口までのルートなどがわかるように、点字を設置することが大切です。入所者に視覚障害者の人がいなくても、面会に来る人に視覚障害者の方がいる場合があるため、点字は設置した方がよいでしょう。

センサー式蛇口

蛇口をひねるには少しだけ力が必要です。また、蛇口に手を伸ばさなければなりません。センサー式蛇口であれば、蛇口の下に手を出すだけで水が出るため、蛇口を回す力や体を伸ばす必要がなく、誰でも利用できます。

まとめ

ユニバーサルデザインを取り入れることで、誰もが快適に利用できる介護施設になります。ユニバーサルデザインの導入実績がある業者に相談することで、介護施設に合った方法を提案してもらえるでしょう。
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施工実績

幸在宅センターmint

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幸在宅センターmint

福井で地域の皆様の快適な暮らしを支える、在宅サービスの拠点として設立されました。320㎡の木造施設で、木の質感を生かした温かみのあるデザインが魅力です。
ご依頼にあたっては弊社事例写真をご参考いただき、ファサードを気に入っていただいたことがきっかけになりました。デザインを重視したご依頼とのことで、「カフェのように居心地のよいおしゃれな空間を作りたい」というご要望から、エントランス正面にはキッチンスペースをご用意しました。
これからの時代にマッチする空間デザインを取り入れた、先進的な施設と言えるでしょう。

湖西形成外科

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湖西形成外科

大津市は堅田にある、およそ200㎡の形成外科クリニックです。
銀行様からのご紹介でお知りいただき、「形成外科らしくない、ワイナリーのようなイメージ」というご要望をもとに建築。波型の混ぜ葺瓦やアーチ風のひさし等の遊び心を取り入れました。また、緊張されている初診の患者さんが少しでも安心できるよう、待合室は女性スタッフの意見を取り入れながら柔らかいイメージで仕上げました。パウダールームも、ホテルを思わせるラグジュアリーな雰囲気です。
木造ならではの質感や、施術室窓から庭が見える開放感のある造りなど落ち着きのある空間ができました。

小規模多機能型居宅介護施設
陽だまり

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小規模多機能型居宅介護施設
陽だまり

滋賀の約500㎡の木造施設です。規模を踏まえ、もっともコストパフォーマンスのよい「最近の木造住宅建築システムをそのまま利用する」方法での設計となっています。
デイサービス、宿泊、訪問の3つのサービスに対応されているため、多くの人が集まる共同スペースには広さを感じさせる吹抜けを採用。スプリンクラーや自動火災報知設備、自動消防通報システム、音と光の出る避難誘導灯などこの規模にしてはしっかりとした設備を導入しています。
高い部分には排煙窓を複数設けることで、自然光も取り込める設計となりました。さらに床暖房も導入し、季節に関係なく快適な環境を実現します。

滋賀県高島市 総合病院

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滋賀県高島市 総合病院

充実した医療サービスを提供している、地域の総合病院です。平成24年4月に、病床数210床規模の施設として新たに誕生する際、施工を担当しました。
建築にあたって、病棟を耐震強化するため滋賀県内では数少ない「免震構法」を取り入れたことで地震の振動エネルギーが病棟に伝わりにくく、激しい揺れの起きにくい病棟を実現しています。 こういった特殊技術にも高い施工力によって対応が可能です。

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会社概要

滋賀県に根ざして70年。
総合建設業の澤村まで何でもお気軽にご相談ください。

本社所在地 滋賀県高島市勝野1108番地3
本社電話番号 0740-36-0130
設立 昭和25年12月6日
資本金 50,000,000円(グループ全体)
従業員 115名(グループ全体) ※2021年4月現在
売上高 43億円(グループ全体) ※2020年9月実績
営業科目 建築一式、土木一式、大工工事、水道施設工事、とび・土工工事、造園工事、左官工事、石工事、屋根工事、タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、舗装工事、板金工事、ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、熱絶縁工事、建具工事、宅地建物取引業、建築・土木設計、土地活用
許可・登録 〈建設業許可〉 滋賀県知事許可(特・般-28) 第80123号
〈一級建築士事務所〉 滋賀県知事登録(ワ) 第126号
〈宅地建物取引業者〉 滋賀県知事登録(11) 第1267号

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