アパート・マンションの空き巣被害！狙われやすい物件の特徴は？今すぐできる対策は？ - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年11月27日

賃貸物件を選ぶとき「住みやすさ」そして「治安」を意識する人は多いものです。

そうした人にとって、空き巣に狙われそうな物件はどうしても魅力を感じにくいもの。

実際に被害が起こってしまえば大きな問題となりますから、賃貸オーナーはきちんと対策を行いましょう。

• 1 アパートやマンションも空き巣に狙われる！？
• 2 アパートやマンションで空き巣が起きてしまう原因とは？
• 3 空き巣に狙われてしまうアパートやマンションの特徴とは？
• 4 賃貸オーナーが検討したい空き巣対策
• 5 まとめ

アパートやマンションも空き巣に狙われる！？

住んでいる場所が安全かどうかは、入居者にとって重要なポイントとなります。

特に空き巣のような人的トラブルが起きやすい環境では、せっかく入居を決めてくれた人でも「やっぱり別の物件に引っ越そうかな」と感じてしまうでしょう。

空き巣被害は、一軒家だけでなくアパートやマンションでも起こりうるもの。

「アパートやマンションは色んな人の人目があるから大丈夫だろう」と感じてしまうかもしれませんが、だからこそ配達員などを装って出入りする空き巣もいるのです。

賃貸オーナーは、入居者が安心して生活できる空間を実現するため設備を整えましょう。

アパートやマンションで空き巣が起きてしまう原因とは？

アパートやマンションで発生した空き巣は、「無締り」いわゆる鍵の掛け忘れによるものが多く報告されています。

ここには「少しの時間だから開けたままでも大丈夫だろう」「高層階だから、空き巣被害とは無縁だろう」という思い込みがあるのかもしれません。

残念ながら、短い時間であろうと高層階であろうと、空き巣被害に遭う時は遭ってしまいます。

さらに、しっかり戸締りをしていた場合でさえ、部屋のガラスを破って侵入するといった大胆な被害に遭ってしまうケースがあります。

空き巣の手口は非常に巧妙になっており「この対策をしておけば絶対に大丈夫」とは言い難いのが現状です。

しかしその中でも、できるかぎりの対策はすべきでしょう。

注意すべきなのが、空き巣から見て「狙いやすい物件」と「避けたがる物件」があるという点です。

当然ながら人に見つかるリスクの低い物件の方が、空き巣に狙われやすくなってしまうでしょう。

空き巣に狙われてしまうアパートやマンションの特徴とは？

空き巣にとって、最もおそれる状況は「犯行現場を見られる」ということあり、なるべく人目につかないよう犯行に及ぶこととなるでしょう。

そのため、どうしてもひとけのないアパートやマンションは目をつけられやすくなってしまいます。

入居者の少ない物件は、ポストに「投函禁止」のテープが貼ってあるなどの理由から、誰にでもわかります。

さらに駐車場や駐輪場がある物件の場合、停まっている車や自転車、バイクが少ないと、それだけ人もいないのだと伝わってしまいます。

特に単身用物件の場合、日中の時間は同居の家族もおらず誰もいなくなる部屋も多いでしょう。

そうした物件は必然的に狙われやすくなるため、特に注意が必要です。

入り口にコンシェルジュがいる、管理人室があるなど常駐している人のいるアパートやマンションであれば、不審者が入りにくくなります。

また、立地の問題で狙われやすくなってしまうこともあります。

人通りの少ない立地にあるアパートやマンションは、人通りの多い場所に接している物件に比べて狙われやすくなります。

周囲に木々など鬱蒼としたエリアがある物件は、目立ちにくいだけでなく万が一の時犯人が逃げやすくなります。

さらに木々は高層階へのぼる際の足場になる可能性もあり、防犯面では注意が必要です。

賃貸オーナーが検討したい空き巣対策

上記のような条件に当てはまっていると、残念ながら空き巣に狙われやすい状態といえます。

しかし、立地の問題のように「今すぐどうにかする」ということが難しい問題もあるでしょう。

その際には、まず防犯設備を設けるのが大切です。

防犯設備は、近年ますます種類が増えています。

防犯カメラはもちろんのこと、防犯シャッターや、人の気配を察知して作動する人感センサーライトなども最適な設備と言えるでしょう。

こうした設備を取り入れるだけで、たとえ立地や間取りが狙われやすい条件に該当していたとしても、空き巣対策になります。

一方で、費用面について考えると一度にすべての設備を取り入れるのは厳しいと考える賃貸オーナーもいるでしょう。

その際には、ダミー設備を取り入れるのもひとつの手です。

ダミーの防犯カメラは、本物の防犯カメラよりもリーズナブルな金額で用意できます。

あわせて「防犯カメラ作動中」といった看板をさげておくことでも、防犯につながるでしょう。

カメラにしても、ライトにしても大切なのは「この物件は、空き巣対策をしている」と思わせることです。

きちんとした設備が導入されていると、空き巣にとって「狙いにくい物件」として認識されます。

少しずつでも設備を整えることは、トラブル防止につながっていくでしょう。

まとめ

空き巣のトラブルは、アパートやマンションでもいつでも起こりうるものです。

安全な状態をキープするため、賃貸オーナーは日頃から対策を心掛けましょう。

立地や間取りが狙われやすい条件に合致していても、防犯カメラなどの各種設備を取り入れることによって空き巣対策につながりますよ。