※1:2017年10月から2023年6月まで、施工から5年後までの入居率100%<自社調べ>
※2:令和3年 第13回 リノベーション甲子園 優勝、令和4年 第14回 リノベーション甲子園 優勝」
空室対策には「リテンション」が重要!トラブルのない退去引き止めのコツ
最終更新日:2022年01月24日
賃貸オーナーにとって、入居者の退去や空室は大きな問題となってしまいますよね。
そこで入居者の退去を引き止める「リテンション」を効果的に行うことによって、賃貸オーナーの費用負担を避けることができます。
この機会に、リテンションとはいったいなんなのか、どのような特徴があるのか再確認してみましょう。
リテンションとは?
リテンションとは、もともと経営用語やマーケティング用語としても知られている言葉です。
マーケティング用語では、新しい顧客を開拓するのではなく「既存の顧客との関係を維持する活動」を指します。
さらに、獲得した人材の定着を目指すための活動に対しても使われる場合があります。
転じて、不動産や物件用語としてのリテンションは「一度物件に入居した人が退去せず、そのまま住み続けること」また、そうするための工夫や活動を指します。
「テナント リテンション(Tennant Retention)」とも呼ばれています。
賃貸オーナーにとっては、安定した収益を得るためにもリテンションが非常に大切です。
賃貸オーナーにとってリテンションはなぜ大切?
近年、賃貸物件においては「新しい人が入ってきたり、すぐ出て行ったりしてどんどん移り変わる」という使われ方よりも「一人が長く住む」という使われ方のほうが良いとされています。
日本では以前から「敷金・礼金」というシステムが導入されてきました。
入居時に「家賃の●ヵ月分」など決められた金額を預かっておき、退去時にその金額から原状回復にかかる費用を差し引くというシステムです。
このシステムのおかけで、新たな入居者が見つかればその人からもふたたび敷金・礼金を預かることができました。
賃貸オーナーにとって、入居者の入れ替わりは大きな金額が入ってくるタイミングであり、頻繁に入れ替わりがあれば、その分お金が入ってきていたのです。
しかし現在では一般的に、原状回復のために必要な修繕費用は賃貸オーナーが負担しなければならず、敷金からは差し引けません。
さらに次の入居者がスムーズに決まるとも限らず、空室の時間が長引けばそのあいだの収益もなくなってしまいます。
新しい入居者を獲得するにはほかの物件との差別化や工夫を行わなければいけません。
そして近年、入居者の負担を抑える方法として一般的なのが「敷金ゼロ」、「礼金ゼロ」というサービスです。
そうしたサービスを取り入れようと思えば、当然手元に入ってくる金額も期待できなくなってしまいます。
それでいて原状回復のための費用は負担しなければならないため、入居者の退去はそのまま賃貸オーナーの負担としてのしかかしってしまうのです。
前の入居者による損傷や劣化が大きかったのなら費用がかさんでしまい、なおのこと大きな負担を感じてしまうでしょう。
そのため、同じ入居者に少しでも長く居続けてもらうリテンションが重要になってきます。
リテンションには賃貸管理会社との協力も大事
退去を申し出てきた住民がいたら、賃貸オーナーがさまざまな交渉を行い引き止めるのはもちろん、賃貸管理会社にも協力してもらう必要があります。
退去時には、賃貸オーナーだけでなく賃貸管理会社へも連絡がいきます。
そのとき、賃貸オーナーが懸命に交渉して引き止めようとしても、賃貸管理会社の担当者が二つ返事で承諾していては意味がありません。
交渉しようとしても「管理会社からは許可を得ていますよ!」という話になり、不信感さえ覚えてしまうでしょう。
そこで賃貸管理会社には「退去希望があっても、退去理由によっては交渉できます」とあらかじめ伝えておきましょう。
「家賃がネックでほかの安い物件へ引っ越したいと考えている」という話であれば、希望の金額を賃貸管理会社にうかがってもらいましょう。
そのとき「この金額であれば確実に住み続けられる」という金額をきちんと聞き出してもらうのが大切です。
もし賃貸オーナーに対応できる金額であれば、その入居者限定で希望の金額で住み続けてもらい、退去を食い止めれば結果的に損失を免れることにつながるかもしれません。
このとき「確実に住み続けられる金額」を確認するのが大事なのは、入居者が「退去の理由がほかにあるのに、正直に言いづらいと感じて家賃が理由であると伝えている可能性もある」からです。
例えば「恋人と一緒に住むことになったけれど、周りの人には家賃が厳しくて引っ越したと説明している」というケースであれば、いくらこちらが値下げに応じても変わらず住み続けてもらうのは厳しいでしょう。
それなのに言われるままに家賃を下げて住んでもらうよう交渉していると「ゴネれば家賃の下がる物件」のように扱われかねません。
家賃を下げても結局退去してしまうのであれば、現在の金額で納得して入居してくれる人を待つ方がいいでしょう。
また、クレーマーやトラブルメーカーが退去を希望しているのであれば、家賃を下げてまで残ってもらう必要もないですよね。
このあたりのポイントも含めて、賃貸管理会社とコミュニケーションをとっておき協力してもらうのが大切です。
リテンションにあたって注意しなければいけないこと
リテンションか退去かという選択を迫られたとき、賃貸オーナーは「ここまでなら対応できる」という線引きをしておかなければいけません。
「なんとしてでも引き留めなければならない」と考えていると、無理な要求をされるなど足元を見られてしまう可能性があります。
家賃の交渉ならば「◯万円までなら交渉するが、◯万円よりは下げない」といった明確な基準を設けましょう。
そして実際に家賃交渉を行い家賃を下げたあとも、対応には十分注意しなければいけません。
家賃交渉があったことは、原則その入居者とのあいだだけの話として内密にしましょう。
ほかの入居者にばれてしまった場合、「自分は以前から同じ金額を支払い続けているのに不公平」、「ゴネれば下げてもらえるのか」といった悪い印象につながりかねません。
リテンションがきっかけで新たなトラブルが起こるなんてことのないよう、十分な配慮が必要です。
まとめ
入居者が長く物件に留まってくれるよう、賃貸オーナーはときにリテンションを考える必要があります。
一人の入居者に長く居続けてもらったほうが賃貸オーナーにとって得な場合には、退去を希望した人にできる限り交渉してみるのもいいかもしれません。
ただし「言われるがままに家賃を下げる」といった必要はありませんから、どのような交渉であれば応じるのか決めておくとよいでしょう。
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入退去を重ねるうちに価値が下がり低家賃となっていたお部屋をリノベーション。他の部屋よりも高い家賃設定でもすぐに入居が決まった。それぞれ異なるデザインプランで作った10室は現在満室状態が続いている。


工事の特徴
- 3点ユニット→風呂・トイレ別
- 室内洗濯機置き場新設
- ミニキッチン→コンパクトキッチン
- カウンターやオープンクローゼットを設置
物件情報
住所 | 京都府宇治市 |
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築年数 | 32年 |
間取り・専有面積 | 1R・18㎡ |
相場家賃/管理費 | 35,000円/5,000円 |
成約家賃/管理費 | 47,000円 /5,000円 |

入居率20%だったマンションが満室に!
京都市 N様
5室中空室だった4室を若いファミリーをターゲットにリノベーション。交換が不要な設備はそのまま使用することで工事費を抑制したが、無事入居付けに成功。
退去があった後もすぐに次の入居が決まり、 高稼働率を保ったまま運営を続けている。


工事の特徴
- 間取り変更なし
- アクセントクロスでイメージチェンジ
- 洗面台交換
- 押入れをクローゼット化
物件情報
住所 | 滋賀県草津市 |
---|---|
築年数 | 24年 |
間取り・専有面積 | 2LDK・60㎡ |
相場家賃/管理費 | 66,000円/6,000円 |
成約家賃/管理費 | 72,000円/6,000円 |
プランニングから施工・入居付けまで
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サポート!
『入居が決まる』『稼働率が上がる』お部屋づくりの流れをお伝えします。
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01
マーケティング調査・
プラン提案お問い合わせ・ヒアリング後、物件周辺エリアの分析やライバル物件の調査を行います。周辺物件との差別化に必要な項目を確認し、最適なリノベーションプランを立案します。
-
02
収支シミュレーションリノベーション後の収支シミュレーションを行います。適切な家賃設定と工事内容で、投資損のない「入居が決まる」お部屋を提案し、オーナー様の経営をサポートします。
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03
リノベーション工事提案に納得いただけましたら、工事に入ります。生活スタイルに合わせた間取りの変更や、適切な設備の入れ替えにより、「暮らしたい」お部屋に生まれ変わらせます。
\ 安心の施工品質と経営基盤 /
1950年創業の地域ゼネコンとして培ってきた技術力と経験で、高品質な施工を実現します。安定した経営基盤を軸に、オーナー様のビジネスパートナーとして末永いお付き合いをさせていただきます。
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入居サポート・成約入居付けまでを一貫してサポートいたします。イメージパースを活用し、工事再開後すぐに募集活動をスタート。仲介店舗・管理会社との協力により、早期成約を実現いたします。
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