空室対策にアパート名の変更が効果的？人気につながる名前の特徴 - 滋賀・京都で賃貸マンションアパートのリノベーション・リフォームならSAWAMURA

最終更新日:2023年08月08日

空室対策を考えている賃貸物件オーナーに、ぜひ考えてもらいたいポイントのひとつが「アパート名」です。

「アパート名なんてなんでもいいんじゃないの？」と思ってしまうかもしれませんが、何気なくつけたアパート名が「かっこ悪い」「古い」という印象を招き、入居者を逃すことにつながる可能性もあります。

ではどのようなアパート名ならいいのか、変更方法とともに解説していきます。

• 1 現在の「アパート名」は最適か？
• 2 どんなアパート名だったら変更する必要があるか？
• 3 どんなアパート名に変更すればいい？
• 4 アパート名を変更するときに必要な手続き
• 5 まとめ

現在の「アパート名」は最適か？

街を歩きながらさまざまなビルやマンション、アパートをあらためて見てみると、どれも別個の名前がついていることを意識できるのではないでしょうか。

アパート名というのは、その建物の住民でもない限りあまり気にする必要のないポイントのように感じられるかもしれません。

しかし賃貸オーナーにとっては、アパート名をよく考えることは非常に重要なポイントです。

というのも、アパート名は物件そのもののイメージにつながってしまいます。

物件を探している人は、立地や家賃、間取りなどを確認しますが、同時にアパート名も案外目にするものなのです。

入居者はその後、住所などを記入するたびにアパート名を記載することとなります。

そのため「ちょっと……」と思うようなアパート名だった場合、気になっていた物件でも足が遠のいてしまう可能性があるのです。

アパート名の変更はコストをかけずにできる空室対策と言えますから、この機会に本当に最適なアパート名なのか確認してみましょう。

どんなアパート名だったら変更する必要があるか？

アパート名の中でも、特に「古い印象、垢ぬけない印象を受ける名前」は、変更を検討してよいでしょう。

例えば……
「〇〇荘」
「コーポ〇〇」
「田中アパート（オーナーの苗字が入っている）」

など。

近年、おしゃれな雰囲気のアパートが増えているからこそ、こうした名前のアパートは悪目立ちしてしまいます。

場合によっては名前だけで「古そう」、「新築がいいからここはやめよう」というように、内見にたどり着くまでもなく除外されてしまう可能性もあります。

すると、どれほど内装にこだわっていたりリノベーションしていたりしても、結局入居希望者が現れなくなってしまいます。

とは言え、おしゃれで凝った名前ならばなんでもよい、というわけではありません。

「おしゃれな雰囲気の名前にしよう」と意気込むあまり、読めない、分かりづらいアパート名にしてしまうのもおすすめできません。

横文字の読みにくい名前、難しい漢字が使われている名前、イタリア語やフランス語など馴染みにくい名前、長すぎる名前は敬遠されやすくなります。

住所を記載するときいちいちすべて書かなければならない、場合によっては電話等で説明しなければいけないことを考えると、こちらも最適とは言えません。

できるだけ読みやすく書きやすいアパート名に変えるべきでしょう。

どんなアパート名に変更すればいい？

アパート名を変更するときには、上記の「変更したほうがいい名前」とは反対の要素を取り入れましょう。

まずは、おしゃれな名前や明るい雰囲気の名前を考えてみましょう。

あまり思い浮かばないときには、カフェの名前やサロンの名前を参考にしてみるといいかもしれません。

立地や地域性を生かした名前（川の近くならリバーという言葉を入れるなど）もよいでしょう。

また、建物の区分を表す「アパート」「マンション」という名前は、必ず入れなければならないわけではありません。

あまりこだわりすぎずに、語感を優先的に意識して考えてみましょう。

続いて、表記が難しくなく、発音したときにも聞き取りづらくないものを絞り込んでいきます。

あまり長い名前よりも、短くスマートな名前のほうが覚えやすくなるでしょう。

英語やフランス語、イタリア語などを取り入れてもよいのですが、表記はカタカナにするなど書きやすいものにしましょう。

アパート名を変更するときに必要な手続き

アパート名を変更するときには、地域の役所に「建物名称変更願」を提出すればOKです。

不安があれば、まずは役所に相談して「アパート名を変えたい」と伝えてください。

登記登録されているアパート名を変更するときには、法務局での手続きが必要になります。

そのため、登記登録されているか確認するとよいでしょう。

そして事務的な手続きだけして満足してしまわないよう、忘れずに住民へもアパート名変更を知らせましょう。

住民も、各種書類など個人的にやりとりをしている相手にそれぞれ住所変更をお願いしなければいけなくなります。

なるべく一か月程度を前に、早い段階から告知するようにしてください。

そのほかにも電気や水道、ガスといったライフラインなど、住所を登録しているところにはアパート名を変更したこと忘れずに報告してください。

まとめ

アパートの魅力を考える上で、アパート名はつい後回しになってしまうかもしれません。

しかし実際には、同じアパートであってもアパートの印象を大きく左右する重要なポイントとなります。

読みやすく親しみやすい、それでいておしゃれで好印象なアパート名を今一度考えてみてはいかがでしょうか？