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工場に欠かせない湿度管理と温度管理について


食品工場における温度管理、湿度管理

お客様の口に入る食品をつくる工場では、温度・湿度管理が品質管理に直結します。

エアコンなどの故障により湿度や温度が上がると、食品の痛みが早くなることで食中毒の危険性が高まります。

また特に精肉や生鮮品を扱う工場の場合は、質の良い食品をお客様に食べてもらうために、かなり厳しい温度や湿度の基準を設ける会社がほとんどのようです。

これに対してビスケットやポテトチップスといった常温保存の可能なお菓子などをつくる工場においては、生鮮食品を扱う現場ほど厳しい基準はない傾向があります。

精密機器工場における湿度管理、温度管理

回路などを破損させる静電気を嫌う精密機器工場では、40度以上の湿度に保つのが一般的となっています。

また精密機器工場の中には、錆びやすい金属部品も多く取り扱われていますので、あまりに高すぎる湿度も基本的にNGとされているのです。

こうした特徴を持つ精密機器関連の工場においては、湿度は40~50%、室温は18度~26度ほどに保たれることが多いようです。

サーバールームにおける温度管理、湿度管理

工場内のコントロールをするコンピュータなどを設置しているサーバールームも、温度と湿度の管理が必要不可欠な部屋です。

サーバー内に入っている電子部品や半導体には、非常に熱に弱い特徴があるとされています。

またCPUが高性能化する近頃では、サーバーからの発熱量は年々高まる傾向がありますので、こうしたマシンを設置するラックの上には冷却装置を取り付けるのが理想となるでしょう。

またサーバーがダウンすれば工場内のコントロール全般がストップする可能性もありますので、サーバールームに対して現場とは無関係と捉えずに、定期的に温度湿度のチェックをする運用も必要だと言えそうです。

労働者のために行う温度管理、湿度管理

製造業における労働者の衛生と安全を守るために存在する労働安全衛生規則では、第606条で暖房、冷房、通風といった温湿度管理や調節の措置に関するルールを定めています。

法律で定められた措置を講じない工場では、従業員の熱中症やインフルエンザ、疲労といった体調不良により、計画的な生産ができなくなる可能性が高まります。

また明らかに不快な環境で長時間作業を行えば、食品加工時のミスにより異物混入などのトラブルも発生しやすくなるのです。

こうした問題を予防する上でも、自社に合った空調設備などを設置した上で温度や湿度の管理をすることは、安全安心の工場運営を行う上で欠かせない取り組みだと言えそうです。

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