鉄骨倉庫建築や工場建築の坪単価・建築費用相場はいくらですか？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

鉄骨倉庫建築や工場建築の坪単価・建築費用相場はいくらですか？

最終更新日:2024/02/08

倉庫、工場における坪単価や建築費用相場の話をする前に…

工場や倉庫を建築しようとするとき、「工事建築費用や相場はいくらだろう」「目安として坪単価を知りたい」と思うものです。

しかし、いざ建設会社や設計事務所から見積もりが出ても、「金額がまちまちでよく分からない…」「HPやチラシに書かれていた坪単価と実際の坪単価が全く違う」なんてことはよくあります。

これには、いくつか理由があるのですが、まず工場倉庫の坪単価の話をする前に、一般住宅における坪単価をイメージしてみてください。

例えば、坪単価50万円で家を建てられると宣伝しているハウスメーカーがあったと仮定します。

このメーカーに問い合わせをして住宅の見積もりをとると、坪数×50万円よりも遥かに高い総額が提示されます。

こうなると、「宣伝していた坪単価と全然違うじゃない！」「え、こんなに高いの?!」と思うこともあるでしょう。

なぜこのような数字マジックとも言える不思議な状況になるのでしょうか。？

これは、住宅工事では標準工事だけでなく別途オプションがかかることで総工費が上がり、ひいては坪単価が上がるため、このような現象が生じます。

坪単価は家の本体価格を坪数で割って算出します。
今回のケースでは、同じ坪数でも、本体価格にオプションを含むかが異なり、オプションを入れると建築費が高くなったため坪単価も上がりました。

※坪単価の計算式
本体価格　÷　坪数　＝　坪単価

オプションをつけて総工費が上がり見積もりが当初の坪単価より高くなる現象は、工場建設でも起こります。

標準工事に含まれていない事柄とは？

注文住宅の本体価格や標準工事には、付帯して行う工事やオプションの代金は含まれないことが多いのです。

前述の住宅工事を例にすると、標準工事の金額には電気や上下水道の接続や、確認申請費用、図面作成費用が含まれていないケースが多く見受けられます。

そのため、標準工事に含まれない費用を標準工事にプラスすると、前述の坪単価50万円の2倍のも金額になることも決して珍しいことではないのです。

坪単価を変動させる主な要因

• ●電気や上下水道の接続
• ●地盤改良
• ●冷暖房空調
• ●外構工事
• ●確認申請費用
• ●図面作成費用
• ●解体工事

工場倉庫建設においても同じことが言える

工場倉庫を建てる場合も、電気設備や空調、セキュリティといったオプションをたくさん付ければ、坪単価よりも遥かに高い建設コストがかかります。

また今の時代は、ガレージ倉庫やコンテナ倉庫といった多彩な倉庫タイプが登場していますので、単純に用途と面積だけでは坪単価などの算出も難しい実情があると言えます。

特に工場倉庫の坪単価を算出することが難しい理由の1つをご紹介します。

住宅やマンションと違って、工場建築は取扱製品、建物の形状や高さ、梁の長さ、地質によって大きく建築方法が変わります。

例えば図のように同じ16㎡でも建物の形状で外壁の長さが大きく変わってきます。

Aの建物では外周が16mですが、Bの建物では34mにもなります。

これに建物の高さをかけるので、高さが10mだと外壁面積がそれぞれ340㎡と160㎡となります。外壁だけで180㎡も違うことがわかり、さらに内装や付随する工事にも大きな影響が出ます、

このように同じ坪数でも、外壁面積が大きく変動し、工事費用も変動するため「坪単価」を算出することは大変難しいのです。

さまざまな業者が公開する工場倉庫の坪単価

工場倉庫の建設をしている業者の中には、1,000平方メートル以上のローコスト鉄骨造の倉庫に対して、建屋のみで12～13万円という坪単価の下限を設定しているところがあります。

しかし先程紹介したとおりこの数字には、内装工事、外構工事、衛生工事、電気や給排水などの設備費、建築申請費用などはもちろん含まれていません。

これらのオプションとも言える費用を足し込むと、坪単価14～16万円ほどの費用になると言えそうです。

ちなみに、坪単価にオプションや付帯する工事が含まれない理由は、法律で「坪単価はこのように計算して表示しなさい」と決まっていないからです。

つまり、各メーカーの基準や定義で坪単価を計算して表示しているため、実際の見積もりと違ってくるのです。

HPなどで公開されている坪単価は、あくまでも目安と考えましょう。

工場倉庫の坪単価が知りたい時には？

それでは本当の工場層の坪単価を知りたいとき、一体どうすればよいでしょうか？

答えは簡単です。

工場倉庫の建設費用や坪単価を知りたい時には、工場や倉庫の建築実績が豊富な建設工事業者に問い合わせをするのが一番です。

工場倉庫建設を得意とする会社では、坪単価だけでなくタイプ別の相場やトレンドなども詳しく紹介してくれます。また施主の抱えた問題解決に繋がる工場倉庫建設の提案もできますので、業務改善などを検討している場合は気軽に相談をしてみると良いでしょう。

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施工事例：株式会社山城運送様

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