倉庫内に生じた無駄な空間スペースを有効活用する方法とメリット 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

倉庫内に生じた無駄な空間スペースを有効活用する方法とメリット

最終更新日:2018/01/31

倉庫内における空間スペースの無駄を有効活用したい

商品数の増加などにより倉庫の拡張や移転を考えている時、意外と無駄になっている空間スペースに着目することで、必要以上の経費をかける必要がなくなります。

今後も更に商品数や在庫数が増える倉庫にとって、巨大な空間への移転は大きな前進になるかもしれません。

しかし作業現場を移転すれば、そこまで通勤できないスタッフなども出てくるため、今の体制で安定的な事業運営を続けるためにも、空間スペースの有効活用は非常におすすめ度が高いと言えるのです。

また同じ倉庫内で空間を上手に活用する工夫を行えば、慣れない環境に移転するよりも遥かに作業時のミスやスピードダウンといった問題も起こりにくいと言えそうです。

今回は、平面上と高い空間という2種類の空きスペースについて、実際に導入されているアイデアをご紹介していきます。

平面上の空きスペースを確保するためにできること

平面上の空きスペースの無駄を解消するためには、まずその中でも最も多くの場所をとっている通路に着目する必要があります。

フォークリフトを導入している倉庫では、自由に回転ができるように3～4mの通路幅を確保する必要があります。

これ以上の幅が通路にある場合は、フォークリフトの運転者に支障が出ない範囲で狭めるのも改善方法のひとつと言えるでしょう。

また作業用通路を更に狭める時には、固定棚よりも保管効率の高い移動ラックを導入してみても良さそうです。

高さを利用した空きスペースの解消

今使っている棚から天井までにそれなりの空間が残っている場合は、多くの倉庫で導入されているネスティングラックやパレットラック、メザニンラックといった棚の導入を検討してみても良さそうです。

施工の必要のないネスティングラックは、自由にレイアウトが組めるといった部分で多くの会社に導入される存在です。

また更に高い収納率を重視する倉庫には、ネスティングラックと違って解体のできないパレットラックもおすすめとなります。

こうした形で空間の有効活用に欠かせない棚などの商品は、倉庫の施工実績の豊富な建設会社と相談しながら自社に合ったものを導入するといったことも可能です。

また近頃では作業効率化を目指して自動倉庫を導入する会社も増えていますので、気になる方は倉庫建設の得意な専門店に相談をしてみても良いでしょう。