配送センターや倉庫は買う？借りる？どちらがおすすめ？ 【公式】工場建設・倉庫建設なら「カナリス建築」滋賀・京都・福井｜株式会社澤村

配送センターや倉庫は買う？借りる？どちらがおすすめ？

最終更新日:2017/12/01

倉庫・配送センター・物流センターを買うか？借りるか？

お客様に納品する商品保管に欠かせない倉庫や物流センターは、自社で建てるだけでなく借りることも可能です。

それぞれのメリット・デメリットをきちんと把握している事業主の皆さんは、上記の決断を比較的スムーズに行う傾向があります。

これに対して倉庫や物流センターを買う・借りることで生まれる状況を上手く想像できない事業主の場合、自社のスタイルに合わない選択を行なってしまうケースも少なくない実態があるのです。

今回は、物流センターや配送センターの新規事業を考える皆さんと一緒に、「必要となる施設を買うべき？借りるべき？」という疑問の答えを導き出していきます。

実際に倉庫や配送センターを建てた社長の考え方

実際に物流センターを建設したある社長の話では、建物の建設費用や土地の購入費用、設備代などを総合して、「償却期間の15年で採算がとれるか？」という判断をしているようです。

こうした手法で新しいセンターを増やす会社には、「コストの無駄をなくして物流業界では収益をあげることはできない」という考え方があるようです。

またどの地域へのアクセスの良い好立地にセンターを開設したとしても、あまりにも多くのコストがかかれば赤字の可能性が強くなることを考えると、「倉庫を買うか？借りるか？」の判断基準は非常に複雑だと捉えた方が良さそうです。

不良債権化にならない場所に倉庫を建てる

将来的な事業内容の変更などのタイミングで、せっかく建てた倉庫を不良債権にしないためには、他地域へのアクセスなども含めて人気の高いエリアに物流センターを設置する心掛けも必要だと言われています。

例えば、今使っている倉庫が手狭になったとしても、それなりに人気の高い好立地にある建物であれば、撤退時に他社への売却や貸出といった選択も可能となるのです。

またこうした好循環が生まれると、その土地から更に賃貸によるお金が生まれる形となるため、企業として倉庫撤退したとしても実際には別な形で取引が続くと考えられます。

この他に多くのスタッフを要する工場倉庫を開設する際には、人材が集まりやすい場所という条件も必要不可欠となりますので、交通の便の良さや通勤圏内に住宅街があるといった条件も倉庫レンタルや建設時には検討すべき位置付けと捉えた方が良いでしょう。